King Gnu、Official髭男dismが初紅白リハに登場 井口のアカペラ「白日」に報道陣から「すごい」「感動する」

引用元:ねとらぼ
King Gnu、Official髭男dismが初紅白リハに登場 井口のアカペラ「白日」に報道陣から「すごい」「感動する」

 King Gnu、Official髭男dismがNHKホール(東京都渋谷区)で行われた「第70回NHK紅白歌合戦」のリハ―サル(音合わせ)に参加しました。King Gnuはサウンドチェック時にボーカル・井口理さんがアカペラを披露したほか、即興でのセッションが始まる一幕もあり、報道陣から「すごい」「感動する」といった声が上がりました。

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Official髭男dism

 Official髭男dismは、2018年に「ノーダウト」でデビュー後、2019年に発表した「Pretender」がロングヒット中で、今回が初めての紅白出場となります。音合わせではボーカルの藤原聡さんが大きな声で「よろしくお願いします」と気合の入った挨拶を行ったほか、リハーサルでもしっとりと「Pretender」を歌い上げました。

 囲み取材では多くのフラッシュに驚くなど初々しい姿も見せましたが、2日間行ったリハーサルでは堂々としたパフォーマンスを見せており、本番に期待がかかります。

King Gnu

 同じく初出場を果たすKing Gnuはデビュー前から「ブレイク確実」の呼び声が高かった人気バンド。

 音合わせでは大勢のスタッフとともにギター・ボーカルの常田大希さんがベージュのフリースに黒のパンツ、井口理さんがチェック柄のシャツにジーンズ、ベースの新井和輝さんがグレーのパーカー姿、ドラムスの勢喜遊さんがオレンジのサングラス姿で登場。ドラムスの勢喜遊のバスドラムの調整から始まったチェックでは次第にリズムが刻まれていき、気づけば新井さん、常田さんのサウンドが乗りはじめてちょっとしたセッション状態に。即興で作られているとは思えないほどの美しいメロディーに現場からは「すごい」の声が続々と上がります。

 そしてボーカルのサウンドチェックでは、しーんとした会場の中にボーカル井口さんの美しい歌声が響きます。今回披露する「白日」のフレーズを次々に歌いながら、スタッフの調整が終わるまでお水を飲んだりしゃがんだりとリラックスした様子の井口さんでしたが、スタッフから“声”を求められるとすぐさま歌い始め、時には常田さんの即興ギターをバックに歌うシーンも。一切の妥協を許さないスタイルで徹底的に音のバランスを追求し続ける姿に報道陣からは「感動する」といった声が上がっており、生パフォーマンスを見たねとらぼ編集部も長丁場のリハーサル取材の疲れが一気に取れたような気がしました。

 そして本日12月31日はNHK紅白歌合戦本番。井口さんは自身のTwitterで「今夜の紅白歌合戦 “歌”合戦とは言いつつも おれたちはバンドの生音を バンドの持つ迫力を届けられたらと思う みなさんよろしく」と意気込みをつづっています。

第70回NHK紅白歌合戦

 総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良さんと、NHKの和久田麻由子アナウンサーで、紅組司会は綾瀬はるかさん、白組司会は嵐の櫻井翔さんが務めます。番組のテーマは「夢を歌おう」で、本番は12月31日19時15分から23時45分まで放送されます。

(取材・撮影・文:Kikka , 撮影:Ryo Tajima , 取材:ゴトー) ねとらぼ