BEYOOOOONDSがレコ大最優秀新人賞 ビートたけし長男がMV監修

引用元:スポーツ報知

 「第61回 輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で行われ、最優秀新人賞は「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」を歌うハロー!プロジェクトの12人組女性ユニット「BEYOOOOONDS」(ビヨーンズ)が受賞した。

 ハロプロで令和初のデビューを果たした12人が、話題作で新人の頂点に立った。

 新曲はトリプルA面。中でも「眼鏡の―」はアップテンポな曲調にミュージックビデオ(MV)では、曲に合わせてメンバーによる寸劇が行われる。「ニッポンノ―」では、メンバーが校舎の屋上から校庭に集まる学生へ思いを伝えるという、かつての人気バラエティー番組の要素も。これまでのアイドルの曲とは一味違うテイストに話題沸騰。8月の発売初週に約10万枚を売り上げ、CDが売り切れるショップが続出した。

 映像を手がけるのは広告代理店勤務のクリエイターで、ビートたけし(72)の長男・北野篤氏(38)だ。音楽に対する真剣な思いと、コメディーの要素も入れた映像。父親譲りの才能でグループを演出する。

 ハロプロからの同賞受賞は、1998年「モーニング娘。」、2007年「℃―ute」、10年「スマイレージ」(現アンジュルム)、15年「こぶしファクトリー」、17年「つばきファクトリー」に続き6組目。先輩たちは同賞を登竜門にアイドル界を牽引する存在へとなった。12人もその高みまでライバルたちを“ビヨンド”する。

 ◆BEYOOOOONDS(びよーんず) 2018年10月に結成。英語「beyond」(~を超えて)に由来。「既成の枠を超えて伸びてほしい」との願いがこめられている。内訳は4人組「CHICA♯TETSU」(チカテツ)と5人組「雨ノ森 川海」とオーディションで選ばれた3人による計12人で構成。「C―」は一岡伶奈(20)、「雨―」は高瀬くるみ(20)がリーダーを務める。 報知新聞社