引用元：スポーツ報知
キックボクシング界の「ツインドラゴン」として知られる双子の江幡睦（むつき）、塁（ともに２８＝伊原道場）が１日、フリーアナウンサー生島ヒロシ（６８）が会長をつとめる芸能事務所「生島企画室」に所属した。
１９８９年４月、生島がＴＢＳから独立した際に設立して以来、浅野温子（５８）、優木まおみ（３９）、朝比奈彩（２６）、小林麻耶（４０）ら約１００人のタレントが所属。だが３０年の歴史で格闘家は初だ。
生島自身、高校から大学と空手を続けた有段者。留学先の米国では日本人村で空手を教えていた経歴もあり“芸能界ケンカ最強”のうわさもあるほど。伊原道場・伊原信一会長（６８）と親交が深く、また生島の次男で俳優・生島翔（３４）が、２０１６年から伊原道場主催の「新日本キックボクシング協会」のリングアナウンサーを務めている関係もあり、今回の所属となった。
「生島企画室に入ることで、キックボクシングの魅力を世の中に広めたいです」と睦が言えば、塁も「お世話になった伊原会長に恩返しするためにも、いろいろなメディアに出てＰＲします」と続く。２人は１２月８日に後楽園ホールで行われる大会で、エキシビジョンマッチながら兄弟対決を行う。「１５歳の時以来、１３年ぶりです。やりづらい面もありますが、全力で戦います」と力強く語っていた。
◆江幡 睦（えばた・むつき）、塁（るい） １９９１年１月１０日、１卵性双生児として茨城県土浦市生まれ。２８歳。伊原道場所属。２００７年９月、同時にプロデビュー。睦は１６５センチ、５５キロ、戦績４５戦３７勝（２７ＫＯ）５敗３分、ＷＫＢＡバンタム級王者。塁は１６５センチ、５６キロ、戦績４４戦３８勝（１９ＫＯ）３敗３分、ＷＫＢＡスーパーバンタム級王者
報知新聞社
