Twitter発足当時の反応。さまざまな思い

Twitter発足当時の反応。さまざまな思い

世界ではじめてのツイートは2006年3月21日(日本時間だと3月22日)、現在のCEOジャック・ドーシーの「just setting up my twttr(ツイッターのセットアップをしてるところ)」でした。

Twitter(ツイッター)がローンチされた当時流行っていた、TumblrやFlickrのように母音を取ったネーミングが流行っていて、それに乗った形で「twttr」でした。そんなツイッターは数年で巨大なオンラインサービスに成長。

でも発足当時、どんな風に思われていたんでしょう?

Twitterはだいたいポジティブな評価

最初にレビューを書いたのはTechcrunchで、以下のようにおおよそポジティブなものでした。

ツイッターは「部屋の掃除中」や「お腹すいた」などのメッセージを送るのに使われています。テキストメッセージで友達追加するなどもできます。テキストメッセージを主体としたSNSで、既に存在するDodgeballというサービスに似ています。

ツイッターにはプライバシーの問題もあり、すべてのユーザーは公開という形でメッセージを書き込みます。他の人からのメッセージもまた公開されます。ほとんどのユーザーは自分たちのメッセージのやりとりを公開したくはないと考えられます。

これがもしスタートアップの会社、もしくは1人2人の経営者で成り立つショップであれば、よくできたイノベーションでシンプルで且つバイラルなアイディアでいいと思います。

次はSlateが2006年11月27日に発行した記事。

ツイッターをぜひチェックしていただきたい。登録後「今何してる?」の質問に答えていくサイトです。例えば、月曜の朝7時47分、リンダは一杯の冷たい水を飲むつもり。これは答えというより、リンダは果たして水を飲んだのか、その水は十分に冷たかったのかなど、質問が生まれてきます。

今、誰かが何をしているかは、その人が何をしているかをサイトに書くまで誰もわかるわけがないですし、そして何をしていて、何をするかを話すツイッターはそんなサイトになるのかもしれないですね。

ロサンゼルスタイムスは2006年の12月、ツイッターはインターネットの未来の形なのかもしれないと説明していました。

ツイッターはMySpaceやFriendsterのようなSNSの形態で、プロフィールを作成すると、友達、家族、知り合い、またサイト内を見て回って新しい人もとリンクしてネットワークを作ることができます。その後、ツイッターにログインして気の赴くままに「今なにしてる?」の質問に150文字以内で答えていくのです。

何しているかに答えると、そのメッセージを友達ネットワークに入っている人たちが見られるようになっています。友達が何をしているか書いた場合メッセージで知らせてくれる機能も。ジャック・ドーシーによると「ツイッターは他の人が何をしているかを知ることができるので、みんなとの距離を縮めてくれてる」とのこと。

ある日曜の夜に、ツイッターを開いてみるとメッセージがたくさん投稿されていて、情報世代の生活を送っているみんながこの瞬間何をしているのかがよくわかるようになっていました。