LiLiCo、声優でおばあちゃん役に初挑戦「今後は全てのおばあちゃん役をやりたい」

引用元:スポーツ報知

 映画コメンテーターのLiLiCo(49)と声優の安野希世乃(30)が1日、都内で行われたアニメ映画「幸福路(こうふくろ)のチー」(ソン・シンイン監督)の舞台あいさつに登壇した。

 2019年アカデミー賞長編アニメーションにノミネートされた台湾のアニメ映画。アメリカ在住の主人公が祖母の葬儀のために台湾に帰国し、幼少期からの思い出を振り返っていく物語だ。

 安野が主人公、LiLiCoが祖母役の日本語吹き替え声優を担当している。2人は、この日が初対面で、LiLiCoの声の感想を聞かれた安野は「味わいのあるおじいさん…」と性別を間違えて感想を言ってしまい、LiLiCoは「おじいさんじゃないわ」と鋭いつっこみ。さらに「(安野は)声がかわいくてかわいくて…。私は正直言えば、チーがやりたかった。でも、生まれたときからこの声だから無理」と畳みかけ、笑いを誘った。

 祖母役を演じるのは今回が初めて。自身の祖母が編んでくれた思い出のニットを身にまとい「声優は長くやらせて頂いているので、性格の悪い男の子役が多いけど、今回は女性でうれしい。今後は全てのおばあちゃん役をやりたい」とかみ締めていた。

 今年で芸能活動30周年を迎え、私生活でも17年に純烈の小田井涼平(48)と結婚し、公私ともに順調なLiLiCo。「最近ようやく子供の頃になりたかったのは、今の自分と言えるようになった」と胸を張った。

 一方、安野は初めて長編映画の主演を演じ「主役の経験は全然なくて1人の人生を演じ切らせていただくことは初めて。原作は幼少期を子役が演じたけど、『全部安野さんにお願いしたい』と言われた。えいやっ!と全力で子供も務めさせてもらった」と振り返った。

報知新聞社