木村拓哉 ロバート・デ・ニーロのサイン入りロックグラスで“こだわりの音”収録

引用元:TOKYO FM+

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。12月1日(日)の放送では、2020年1月8日(水)リリースの木村のアルバム『Go with the Flow』のなかから楽曲をオンエアしながら、レコーディングの裏話などをお届けしました。

◆「リアルにちゃんと録ろう」

番組の前半でオンエアしたB’z 稲葉浩志さん作詞の「One and Only」、[ALEXANDROS]の川上洋平さんが作詞・作曲を手がけた「Your Song」に続き、3曲目にオンエアしたのは、森山直太朗さん作曲の「ローリングストーン」。

森山さんが6月のマンスリーゲストとして出演した際、SMAPの21枚目のアルバム『Mr.S』に収録されている、森山さん提供の木村のソロ曲「One Chance!」のエピソードトークで盛り上がった2人。

木村は、「直太朗に声をかけさせていただいたら、『ぜひ、やらせてくださいよ!』と言ってくれて。『ローリングストーン』のイントロで使われている“グラスの音”は、歌詞の内容にもあるように、グラスのなかで氷が溶ける音を『リアルにちゃんと録ろうよ』ということになって。いいグラスでいい音が録れたらいいなと思って、うちにあるグラスを探したら、すごくごついロックグラスがあって“これ、カッコイイんじゃない”と思って、どんな音が鳴るかわからないけどスタジオに持って行った」と裏話を披露。

ただ、ロックグラスをよく見ると誰かのサインが……、「そのサインを読んでみたら“To TAKUYA、会えてうれしかったぜ、ロバート・デ・ニーロ”……えっ、ロバート・デ・ニーロ!? みたいな。」とまさかの人物に驚く木村。

「以前、『BISTRO SMAP』にゲストで来てくれたことがあって……レコーディングスタジオに持ってこないほうが良かったかな、っていう……」。そんな思いが頭をよぎりながらも、そのロックグラスを使い、レコーディングに臨んだそう。

「“今の音じゃねぇな……”って何回もテイクを重ねて。氷を使っているからグラスについた水滴を拭きながら録音していたんですけど、水滴だけじゃなくサインもどんどん消えていって……。“これ、大丈夫かな!?”と思いながら、氷の音を無事に録り終えて、(曲の)レコーディングもして。持ち帰ったグラスのサインは8割方消えていました」と打ち明けます。

「でも、アルバムの音源に、しっかりとそのグラスの存在が残っていますので、『グッジョブ! ありがとうございました!』という、ナンバーになっているはず」と手応えを語りました。