マドンナ最終公演中止で釈明「ケガの痛みに泣いて」

引用元:日刊スポーツ
マドンナ最終公演中止で釈明「ケガの痛みに泣いて」

マドンナ(61)が22日、ケガの痛みによるドクターストップを理由に、開演2時間前に北米ツアーの最終公演となるマイアミ公演を中止。24日、インスタグラムで長文の釈明メッセージを発表した。

マドンナは2日間にわたり、病院で精密検査を受けていたことを明かし、もし公演を続ければ、身体に取り返しのつかないダメージを引き起こすことになると医師に警告を受けたと説明。

「21日夜のマイアミ公演ではしごを上りながら歌った時には、ケガの痛みに泣いていました。1曲ずつ歌うたびに祈り、なんとか持ち堪えたのです…私はウォリアーであり、決して負けない。あきらめない!!でも今回は、自分の身体の声を警告として受け入れます。ファンの皆さんには、最終公演を中止して本当に申し訳ないと思っています」と謝罪した。

さらに、「今まで、ケガのために演奏をストップしたことはありませんが、今回は、人間らしく停止ボタンを押すことは、全く恥ではないことを受け入れる必要があります。皆さんの理解、愛とサポートに感謝します…状況は絶対に変わります。だって、MADAME Xはファイターですから!!」と結んでいる。

マドンナにとって考え抜いた末の決断であり、健康を優先させるという決断に後悔はないことをうかがわせるメッセージとなっている。マドンナは今月初め、激痛によるドクターストップを理由にボストンでの3公演を中止。12月7日のフィラデルフィア公演で復帰した矢先だった。(ニューヨーク=鹿目直子)