ビートたけし「ご乱心」の果て…恒例映画祭中止と紅白出場の真相

ビートたけし「ご乱心」の果て…恒例映画祭中止と紅白出場の真相

 殿の“ご乱心”が続いている。ビートたけし(73)が審査委員長を務め、毎年2月開催の「東京スポーツ映画大賞」がギャラをめぐって揉め、ことしの開催が中止になったと報じられた。

 フラッシュによると、これまで「お車代」として100万円がたけしに渡されていたところ、今回はたけしの18歳年下のパートナーで、個人事務所「T.Nゴン」取締役のA子さんが事前打ち合わせに現れ、「こんな安いギャラではたけしは出せません」とし、ギャラのアップを要求。東スポ側と折り合いがつかず、映画祭は中止になってしまったというのだ。

 たけしが糟糠の妻とたけし軍団を捨ててまで走ったA子さんは元銀座ホステスで2012年にたけしと酒席で知り合い、14年に不倫が発覚すると「全財産を手放してでも一緒になりたい愛人」と報道された。その後たけしは長年連れ添った夫人と離婚、高額の慰謝料を支払ってもA子さんを取った。現在は世田谷区の豪邸でA子さんと同居し、A子さんが仕事など一切を仕切っている。

「このA子さんのパワハラによって自律神経失調症を患ったとして、A子さんと同事務所に損害賠償を求める訴えを起こしたたけしの元弟子で運転手だった男性は、A子さんが『自分の思うがままにならないと気がすまない』タイプとし、A子さんが登場して以降、スタイリストやマネジャーなど、多くの人がたけしの元を去ったと言っています。A子さんはパワハラを否定し法廷で徹底抗戦の構えですが、たけしはA子さんに言われるがままのようです」(スポーツ紙芸能デスク)

 A子さんが現場を仕切るようになってから、たけしは性格まで変わったという声が多い。

「行く先々でポチ袋に入れた1万円札を後輩芸人らに渡していたのもいつの間にかやめ、番組スタッフとの食事会もなくなり、オフの日のゴルフにも出ない。酒席に顔を出すことも減り、公私ともにA子さんベッタリのようです」(前出のスポーツ紙デスク)

 たけしは現在も「ビートたけしのTVタックル」など7本のレギュラー番組がある。

「ギャラは1本推定250万~300万円以上。このほかスペシャル番組や印税などがあって、稼ぎは年に20億円超でしょう」(芸能プロ関係者)

■大晦日の紅白出場もA子さんの“要請”

 こんな話もある。昨年、大晦日のNHK紅白歌合戦に特別枠で出場したたけしは「浅草キッド」を熱唱した。しかし、「本人は何年も前からオファーはあったが出場する気はサラサラなかった。それが昨年末の紅白に竹内まりやの出場が決まったところ一転、出場を決めた。実はA子さんが竹内まりやの大ファン。A子さんに尻を叩かれたたけしが渋々出演したのが真相です」(事情通)。

 老いらくの恋に夢中のたけしにとって、晩節がどうなろうが知ったこっちゃないのだろう。