曽我部恵一がクリスマスソングを熱唱! 弾き語りのスペシャルライブ

引用元:TOKYO FM+
曽我部恵一がクリスマスソングを熱唱! 弾き語りのスペシャルライブ

小籔千豊が新MCをつとめ、“ライブ音楽とビールが生み出すゆたかなひととき”をテーマに、あなたのすぐそばで素敵なアーティストたちが生ライブで生きた音楽を届けるTOKYO FMの番組「KIRIN BEER “Good Luck”LIVE」。12月21日(土)の放送には、シンガーソングライターの曽我部恵一さんが登場しました。90年代は3人組バンドのサニーデイ・サービスを率いて一時代を築き、解散後はソロに転身していっそう広がりのあるラブソングを聴かせ、現在ではソロとサニーデイ・サービスを並行して活動している曽我部さん。2004年に自ら設立したインディーレーベルのROSE RECORDS(ローズレコーズ)が今年で15周年を迎え、ベストアルバム『The Best Of Keiichi Sokabe-The Rose Years 2004-2019-』が12月25日(水)にリリースされます。

MCの小籔と曽我部さんは、小籔が手がけるイベント“コヤブソニック”の1回目から曽我部さんが出演するなど、以前から親しい間柄。小籔がベストアルバムについて尋ねると、曽我部さんは「独立してレーベルを作って15年経ったので、そのなかの曲を集めてみて、お客さんに聴いてもらおうかな、って感じです」と語っていました。

ライブはアコースティックギター弾き語りのスタイル。まずは2010年のアルバム『けいちゃん』収録の「愛ってやつを」からスタートします。シンプルなギタープレイとともにのびやかな声で“それで僕はずっと探している、愛ってやつを”と歌われる、ディープなラブソングです。次の「おとなになんかならないで」は、ささやくように発声する繊細な歌声が絶品です。

3曲目は「クリスマスソングは自分の持ち曲にあまりないんですけど、数少ないこの曲を」と、サニーデイ・サービスのクリスマスソング「Christmas of Love」を。冬っぽいロマンティックな曲で、リリカルなメロディーと“争いごとは終わり、星の名前が決まり”という一節が印象的です。さらに「シモーヌ」をワイルドなギターとボーカルで力強く聴かせます。

この日の選曲はクリスマスソングなどの冬の曲が多く、次の5曲目も「東京 2006 冬」。日常的な事象をつぶやくような声で歌い、静かに胸に沁み入ってきます。次の「オーロラ」も冬っぽいムードの曲です。

そして7曲目「満員電車は走る」ではギターを激しくかき鳴らし、ポエトリーリーディング的に言葉をたたみかけていき、圧倒的な迫力のパフォーマンスに拍手喝采。最大のクライマックスとなりました。最後は「真珠」をパワフルに歌って、ライブは終了しました。

1/2ページ