工藤阿須加は“イノシシ男”「父のように考えられたいいな」

引用元:東スポWeb
工藤阿須加は“イノシシ男”「父のように考えられたいいな」

 俳優・工藤阿須加(28)が26日、大阪市の関西テレビで主演ドラマ「連続殺人鬼カエル男」(来年1月9日スタート、木曜深夜0時25分=関西ローカル)の取材会に登場した。

 第8回「このミステリーがすごい!」大賞最終選考にノミネートされた中山七里原作の推理小説をドラマ化。工藤演じる埼玉県警捜査一課の新人刑事・古手川和也が、鶴見辰吾(54)演じる上司の渡瀬らとともに、「カエル男」と呼ばれる連続猟奇殺人犯の正体を追う。

 工藤は「重厚感、緊張感があり、センシティブな内容を取り扱っているサスペンスということで身構えてしまう方もいるかもしれないが、古手川とバディーの渡瀬の関係性が、見ている人を引き込んでくれると思うし、古手川の成長が皆さんに響くポイントがあると思う。僕自身はサスペンスだけどヒューマンドラマと感じたので、そういう部分を楽しみにしていただけたら」と見どころをアピールした。

 役どころについては「やってみて感じたのは、自分の思いに真っすぐで、曲がったことが嫌い。考える前に体が動く猪突猛進な部分を持っていて、同情、共感できたし、演じていて楽しかった」とニッコリ。タイトルに絡め、自身は何男かと聞かれると「イノシシ男ですかね。猪突猛進な部分があるので」と表現した。

 工藤の父は言わずと知れたプロ野球ソフトバンクホークスの工藤公康監督(56)。猪突猛進な部分は父親譲りかと聞かれると「どうでしょうか」と苦笑い。それでも「父とは違う部分もあるかもしれないですね。世の中の方はどう見ているか分かりませんが、僕から見ると、父は物ごとに対して、すごく考えながら一つひとつ行動するタイプ。僕もあそこまで考えられたらいいなと思います」と話した。