奈緒、“特別な劇場”で初主演映画上映に「とても幸せな気持ちです」

 女優の奈緒が1日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた映画『ハルカの陶』公開記念舞台あいさつに出席。初主演映画がこの地で公開されたことに感慨深い表情を浮かべていた。イベントには村上淳、笹野高史、末次成人監督、主題歌を担当したサボテン高水春菜も登壇した。

【写真】奈緒、ウェーブヘア姿ではじける笑顔 映画『ハルカの陶』舞台あいさつに登場

 本作は、第13回岡山芸術文化賞功労賞を受賞した陶芸コミックを実写映画化。東京のOL人生から抜け出し、岡山県備前市で陶芸に情熱を燃やす主人公・小山はるか(奈緒)らの姿を活写する。
 
 奈緒は観客で埋め尽くされた劇場を見渡すと「この映画館には思い入れがありました」と語り出す。およそ3年前、作品撮りで、ユーロスペースを訪れたという奈緒は、劇場で自分が好きな映画を観ている姿を撮影してもらったという。そのとき「自分が出演している作品がいつかユーロスペースで上映されたらいいな」と思っていたというと「それがいま叶ったんだなと思うと、とても幸せな気持ちです」と感慨深い表情を浮かべていた。
 
 そんな奈緒が今後挑戦したいことが「バンジージャンプ」だという。その理由を「いまありがたいことにお仕事が充実しているため、なかなかマネージャーさんとお話する時間が少なくなってきているんです。絆を深めるために、バンジーをやりたい」と説明。村上は「バンジーならバリがすごいらしいよ」と助言すると、奈緒は「えー海外ならマネージャーさんじゃなくて友達と行きたいです!」と発言し、客席を笑わせていた。
 
 挑戦について聞かれた村上は「僕はいま46歳なのですが、50歳までには映画監督をしたい。この劇場の音響、スクリーン、椅子……すべてが僕の基準。歴史あるユーロスペースで上映してもらえるような映画を作りたい」と熱い思いを吐露すると、奈緒は「私も出たいです」とおねだりしていた。