恥ずかしがり屋なのに…ビートたけし「紅白出場」のまさかの理由 芸能関係者「事務所側が経歴に箔がつくと…」

引用元:夕刊フジ
恥ずかしがり屋なのに…ビートたけし「紅白出場」のまさかの理由 芸能関係者「事務所側が経歴に箔がつくと…」

 大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場することが決まったタレント、ビートたけし(72)。あの名曲「浅草キッド」を歌うという。かつてゲストで登場し、進行を無視して暴走した過去もあるが、果たして今回はどうなるのか。

【写真でみる】歌手として紅白に初出場が決まったたけし

 長い芸歴の中で、たけしが紅白に登場したのは2000年と01年の2回。いずれも氷川きよしの応援という形でゲスト出演してきた。特に00年は志村けんとともに「バカ殿」キャラで登場し、大脱線。現場では“巻き”が入る事態となった。

 「紅白といえば、分厚い台本を時間通りに消化しなければならない。時間管理は絶対です。ゲストのギャグでさえ、時間通り。たけしのような自由奔放なタレントは紅白向きではない。すでに前後の企画での時間調整を検討しているそうです」と音楽関係者。

 そんなたけしだが、今回はれっきとした歌手としての出場だ。まさかの出場について、NHKは「自身の下積み時代の思い出を歌った『浅草キッド』は昭和、平成、令和と時代を超え、エンターテインメントの世界に生きる人たちに大きな影響を与えてきた」と説明している。

 今年の大河「いだでん」で古今亭志ん生を演じたことも大きかったようだ。そして今年、デビュー20周年の節目となる氷川の応援として登場するとの見方もある。

 「もともと、たけし自身は歌手として出ることにはあまり関心はなかったそうです。恥ずかしがり屋ですしね。それでも出場することを決めたのは、事務所側が、紅白出場をすると経歴に箔(はく)がつくと判断したそうです」と芸能関係者はささやく。

 “世界のキタノ”にいまさら箔がつくでもない話だが、いったいどういうことか。

 「たけしは18年にオフィス北野から独立し、T.Nゴンに事務所を移して以降、これまでの活動を再構築しようとしています。テレビ出演は継続されていますが、芸人としてはNHKでコント番組を始めました。俳優業も大河で存在感をみせた。映画製作についても動き出す意向です。で、歌手活動も再び始めたいということでしょう」と先の芸能関係者。

 しかし気になるのは、あれのこと。

 「たけしは事務所を移籍して以降、ギャラトラブルがたびたび報じられています。NHKといえば、ギャラが安いことで知られています。果たしてたけしはいかほどのギャラを受け取るのでしょうか」と続ける。

 それでも、あの名曲をたけしの声で聞きたいのもよくわかる。