12月23日、将棋棋士・藤井聡太七段(17)が東京都内でNintendo Switch用オリジナルゲームソフト「日本将棋連盟公認『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』」の記者発表会に登壇した。
【写真】笑顔で対応するも、初監修ゲームのPRに余念がない藤井聡太七段
初めてゲームソフトを監修した藤井七段は、「とくに音声を収録するのはまったく初めての経験で、(自分の映像を見ながら)『よくできました』などと言うのは気恥ずかしかった」と笑顔をみせたが、囲み取材に応じるのも初めてで、「対局よりかなり緊張します」と記者やカメラマンの熱気にやや気圧され気味だった。
将棋連盟の佐藤康光会長(50)は「私も棋士なのですが、このゲームをやってみて、藤井七段に『よくできました』などと誉められると強くなった気がしました」とユーモアを交えてアピール。集まった報道陣を和ませた。
「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」はAIをベースにしたオリジナルストーリーを追い進めながらお題をクリアしていくことで、将棋の基本ルールから多彩な手筋や定跡まで学ぶことができるゲームソフト。AIでプレーヤーの棋力に丁寧に対応し調整されているのが特徴で、初心者でも楽しめる。
「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」には、将棋連盟などが後援する詰将棋回答選手権5連覇の実績をもつ藤井七段が考案した、オリジナル問題も12問収録。藤井七段は「5~11手詰めの問題なので初心者には難問かもしれませんが、挑戦してほしい」と強調した。2020年3月5日発売、4500円(消費税別)。 ENCOUNT編集部
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