芦田愛菜、役作りで髪30センチ以上“バッサリ”「首が軽い!」

引用元:オリコン
芦田愛菜、役作りで髪30センチ以上“バッサリ”「首が軽い!」

 女優・芦田愛菜(15)が、2014年の『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』以来、6年ぶりとなる主演映画『星の子』(2020年全国公開)が21日にクラインクインを迎え、役作りのために芦田が髪を30センチ以上カットした最新画像が到着した。芦田は「7年くらい前に『パシフィック・リム』という映画で演じた時に今と同じくらいに切ったので、その後は結構ずっと長くて、切った瞬間は『首が軽い!』と思いました」とコメントを寄せている。

【場面写真】芦田愛菜が髪30センチ以上カット

 原作は、デビュー作『こちらあみ子』を第24回三島由紀夫賞受賞で飾り、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した今村夏子氏の同名小説。今村氏の作品が映像化されるのは今回が初となる。監督・脚本は、『さよなら渓谷』(13年)で第35回モスクワ国際映画祭・審査員特別賞受賞、樹木希林さんの遺作の一本となった『日日是好日』(18年)も手がけた大森立嗣氏が務める。

 本作で芦田が演じるのは、自身と同じ中学3年生の主人公「ちひろ」。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたが、その両親はちひろが生まれた時の病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始める――。

 髪をバッサリカットした理由に芦田は「原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じる事を想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました」と説明。撮影を初日を迎え「こうして制服を着て、学校に来て撮影していくうちに、どんとんちひろになっていく感じというか、『いよいよ始まるぞ!』という高揚感があります」とコメント。

 ファンに向け「今回、映画『星の子』で林ちひろ役を演じさせて頂きます。髪を切ったことで自分のイメージの中のちひろに近づけたような気がしています。これから約1ヶ月間ちひろに寄り添って、スタッフさん・共演者の皆さんと一緒に、たくさんの方に感動して頂ける作品がつくれるように頑張っていきたいと思っております。ご期待ください!」とメッセージを寄せている。