6万人の国立競技場、東北の熱気がスタジアムに響く

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
6万人の国立競技場、東北の熱気がスタジアムに響く

新しい国立競技場の一般向けお披露目イベント「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」が21日、東京・国立競技場で行われ、東北を代表する6つの祭り「東北絆まつり」が集結。新スタジアムの幕開けを祝った。

東北絆まつりは、東日本大震災の鎮魂と復興を目的に2011年に始まった「東北六魂祭」の後継となるイベントで、毎年8月に青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつりが行われている。今回は、国立競技場の完成を祝い、総勢約460名が東京で特別演舞を披露した。

スペシャルサポーターの松岡修造が「心のテンポを合わせましょう」とそれぞれの祭の魅力を紹介。青森から3日間かけて運び込まれたというねぶたや、高さ約12mの秋田竿燈まつりの竿燈が登場し、会場を盛り上げた。最後は6つの祭りがひとつになってトラックを周りながら演舞を披露。小野寺晃彦青森市長は「ねぶたの特徴や熱気、東北きずな祭りの心意気を6万人の方々に届けることができました。松岡さんの熱気にも負けなかったと思います」とコメント。東北魂を国立競技場にこだまさせた。