大沢たかお5年ぶり主演映画に手応え 三浦友和から「ほれました」と太鼓判

引用元:スポーツ報知
大沢たかお5年ぶり主演映画に手応え 三浦友和から「ほれました」と太鼓判

 俳優の大沢たかお(51)が14日、都内で5年ぶりの主演映画「AI崩壊」(入江悠監督、31日公開)のジャパンプレミアに共演の賀来賢人(30)、岩田剛典(30)、広瀬アリス(25)、松嶋菜々子(46)らと出席した。

 AI(人工知能)が暴走した2030年の日本を描いたサスペンス。医療AI「のぞみ」を開発した天才科学者でテロリストの疑いをかけられる主人公・桐生浩介を演じた大沢は「エンターテインメントなんだけど、考えさせる部分もある。心を込めて作った作品です」とアピールした。

 大沢と松嶋は5度目の共演。気心の知れた間柄で今回は夫婦役を演じた。大沢の気合が空回りする場面もあったそうで「(松嶋に)『これ大事なシーンだから』って言ったら、『分かってるわよ!』ぐらいな感じで言われた。前の日から気合が入っていたけど、僕だけがすり寄ってる感じでした」と自虐気味に語り、笑わせた。

 ベストセラー小説や漫画からの映画化が多い近年の日本映画では貴重な完全オリジナルの近未来アクション。脚本も手がけた入江監督は「企画が通ったこと自体、奇跡。この映画がコケたら、僕がいなくなるんだろうなってハラハラしながら撮っていました」。三浦友和(67)は「大沢たかおという俳優をジーッと見てほしい。私、ファンになりました。ほれますよ」と大沢の熱演ぶりを絶賛した。 報知新聞社