2.5次元舞台で活躍中の前山剛久、29歳を迎える2020年の目標は「肉

引用元:デビュー
2.5次元舞台で活躍中の前山剛久、29歳を迎える2020年の目標は「肉

 舞台『刀剣乱舞』、舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1ー犯罪係数ー』などの人気作で活躍中の俳優・前山剛久が21日、都内にて『前山剛久カレンダー2020』発売記念イベントを開催。来年2月に29歳を迎える前山は、「2020年は、肉(29=にく)のように脂の乗った1年にしたい」と自身の年齢にかけた抱負を明かした。

【写真】まるで沖縄のようなロケーションの地元大阪でのお気に入りカット

 昨年リリースした初写真集同様、セルフプロデュースで制作された本カレンダー。今回は、出身地の大阪と、大好きな場所だと語る京都で撮影。自身の発案で「大切な人と巡る関西旅行」をコンセプトに、大阪では海遊館やアメ村の古着屋、新世界の串カツなどの観光スポットを巡ったり、自身が幼少期によく遊びに行っていたという公園にも赴き、懐かしさを感じながら撮影が行われた。また、京都では、度々訪れるというという神社に参拝したり、町屋でホッと一息ついたり、和スイーツに舌鼓を打ったりと、一緒に旅をしながら距離が縮まっていくような感覚を味わえる、32Pのボリュームたっぷりなカレンダーとなっている。
 
 個人としては初のカレンダー発売となる前山は、「グループで出したことはあったのですが、そのときからソロでカレンダーを出せたらなと思っていたので、ようやく実現しました」と述べ、「去年の写真集でもセルフプロデュースという形でいろいろとこだわって撮影したんですが、今回はリラックスした姿をみせたいなと思って。一番リラックスできるのは何か?を考えたときに、やっぱり地元・関西で撮影するのがいいのかなと思いました」と、今回選んだロケ地について言及。そして、「今まで地元で撮影したことがなかったし、自分の生まれ育った大阪と、舞台公演でもよく行く京都で撮影をして、一番リラックスした姿を表現したいなと想い、”大切な人と巡る関西旅行”というのをコンセプトに、撮影に臨みました」と明かす。

 お気に入りのカットは、幼少期に遊んだという地元の公園での写真をセレクト。「地元の公園なんですが、東京ドーム何個か分あるくらい、めちゃくちゃ大きいんです。昔、そこで道に迷って親がマジで心配するっていうこともあったくらい、思い入れのある公園」と告白し、「ここで撮影するっていうのも、きっとセルフプロデュースじゃないとできなかったことだと思うので、お気に入りの写真です」と吐露。

 「大切な人と巡る関西旅行」がコンセプトということで、「ファンの方に聖地巡礼してもらえたら」と明かし、オススメのスポットについては、「お気に入りカットの浜寺公園はぜひ行ってもらいたいですし、大阪でいうと海遊館でも撮影しました。昔よく行っていたんですが、久しぶりに行ったら隣に遊園地みたいなものができていたり、めちゃくちゃ大きくなっていて、自分でも新しい発見があったので、いろいろと遊べると思います」とコメント。さらに、「京都の車折神社もオススメです。(朱の玉垣に)僕の名前もあるので探してもらいたい。ほかの俳優さんの名前もいっぱいありましたし、そういうのを探してみるのも楽しいんじゃないかなと思います」とアピールした。

 また、『来年カレンダーを出すならどこで撮影したいか?』と聞かれると、「もし、来年あるなら海外で撮りたい」と明かしつつ、「僕、あえて封じていたんです。いきなり海外に行ってしまうと、次のネタがなくなってしまうと思って。なので、最初の写真集は東京近郊で撮影して、その後のカレンダーでは関西で撮影したので、次は海外に行くか、もしくは北海道か沖縄かな。だんだんとグローバルにしていって、最終的にはいつか宇宙に行きたい。徐々に世界を広げていきます!」と願望を語った。

 2019年は、舞台『妖怪アパートの幽雅な日常』主演・稲葉夕士役をはじめ、舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生- Re:Build』グラハム・エーカー役、舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ 鴬丸役、東映×ムビステ『GOZEN -狂乱の剣-』結城蔵人役、舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1ー犯罪係数ー』槙島聖護役など、数多くの話題作に出演。2020年には主演舞台『十二夜』が控えている前山。多忙な毎日だったと明かす2019年を振り返り、「今年は本当に毎月のように舞台に立っていたくらい、忙しかった。今思い返してもずっと働いていた1年だったなっていう印象」と述べ、「来年はもうちょっとゆっくりしたい」と本音を漏らしつつ、「応援してくださるみなさんのおかげで、年々すごく忙しくすることができていて、想いが実った1年だったなと思います」と回顧。

 まもなく迎えるクリスマス。「どんなクリスマスを過ごしたいか?」と聞かれると、「ポケモンのゲームを買ったんですが、忙しくて全くできていなくて。頑張ってやってはいたんですが、やりながら寝落ちするっていう状態になっていたので、ちゃんとポケモンをやりたい」と話し、「久々にポケモンをやったらめちゃくちゃ面白くて。最近はポケモンカードにもハマっていて、ポケモンに侵されていっています(笑)。なので、(クリスマスは)ポケモンのことを考えたい」と、ポケモンへの愛を熱弁するひと幕も。

 さらに2020年の抱負に関して、「もう少し落ち着きを持ちたい。いい意味で、今年はガムシャラだったし、毎回、熱を持ってやっていた感じだったので、来年ももちろん熱を持って臨みたいですが、もう少しクールに取り組めたらなと思います」と述べ、「あと、年齢も重ねてきて、後輩も増えてきたので、ちゃんと後輩の面倒もみられるような余裕を持ちたいです」と決意を新たにした。

 そして最後に、ファンに向けて「みなさんとちゃんとお会いするのは写真集のイベントぶり。僕は応援してくださるみなさんとゆっくり話す機会ってすごく大切だと思っていて。感謝を直接伝えられるのはこういう場だと思うし、僕自身も幸せなので、みなさんもこれで幸せを感じてもらえたら嬉しいです」と笑顔を見せ、カレンダー発売記念会見を締めた。

【カレンダー概要】
「前山剛久カレンダー2020」
発売日:2019年10月29日(火)
価格:本体2,500円+税
撮影:宮坂浩見