小林麻美が33年ぶりラジオパーソナリティー!憧れの岸恵子と2時間初対談

小林麻美が33年ぶりラジオパーソナリティー!憧れの岸恵子と2時間初対談

 ヒット曲「雨音はショパンの調べ」などで知られる元歌手で女優、小林麻美(66)が33年ぶりにラジオのパーソナリティーに挑戦することが20日、分かった。来年1月2日放送のニッポン放送開局65周年記念「岸惠子 小林麻美 ボナネ・ジャポン」(後1・0)に出演する。1991年の結婚後、子育てなどのため芸能界を退いたが、2016年にモデルとして活動再開。番組では当時についても触れ、「残りの人生は自分なりに楽しみたい」と目標を掲げた。

 深みのある、しっとりとしたハスキーボイスが帰ってきた。

 小林が、1986年のニッポン放送「今夜だけシンデレラ」以来33年ぶりにパーソナリティーに挑戦。憧れの名女優、岸惠子(87)と初対談した。収録では、すぐに岸と意気投合。約2時間、休憩なしのトークで盛り上がった。

 きっかけは、小林が5月に岸の出演舞台を観劇した際に初対面し、「今度ゆっくり話そう」と約束したことだった。

 84年に「雨音はショパンの調べ」が大ヒットするなど歌手、女優、モデルとして活躍した小林は91年の結婚を機に引退したが、2016年にファッション誌「ku:nel」の表紙に登場し、芸能活動を再開。実は、その背景にあったのが、岸の存在だ。

 小林は29歳のとき、雑誌「PENTHOUSE」日本版創刊号で岸が見せた背中のヌードグラビアに感動。当時の岸は51歳で、年齢にとらわれずに輝き続ける岸の生き方に魅了された。

 番組で、小林が「衝撃の美しさで、50代になってもこれができるんだ、頑張ろうと思った」と明かすと、岸は「私の世代でこんな(ヌード)写真を撮るなんて考えられないし、もう恨みつらみ。カメラマンの交渉に根負けした」とニンマリ。

 一方、小林は引退理由にも言及。自身の両親が共働きだったため、「子供が学校から帰ったときに、ママが『ただいま』と言う家庭に憧れていた」といい、長男(28)に愛情を注ぐため決断したと明かした。

 「もし仕事を続けていたら、面白くて仕事重視になったかもしれない」という小林は「息子が大学を卒業して働きだしたとき、なんて幸せな子育てだったんだろうと思った」としみじみ。

 今後の歌手復帰については「ないですねぇ」と苦笑したが、「ただ、子供も大きくなり、家に居るのはもったいないし、仕事とかボランティアとか、自分のペースでやっていきたい」とさわやかな笑顔で約束した。