「イノマー死すともバカは死せず」綾小路翔らが追悼

引用元:日刊スポーツ
「イノマー死すともバカは死せず」綾小路翔らが追悼

パンクバンド、オナニーマシーンのリーダー、イノマーさんの訃報を受け、Hi-STANDARDの難波章浩や氣志團の綾小路翔ら、音楽仲間が追悼した。

難波はツイッターで「イノマーさんのご冥福を心よりお祈り致します。ハイスタが大好きだったイノマー。何回も対談やインタビューをやってもらいました。昨年のハイスタのツアーにも招待してたけど、またLIVE観てもらいたかったな でもこれからは自由にいずこでも行けるだろうから、またね、イノマー」と悼んだ。

綾小路は「最後の最期までバカだったね。バカは死んでも治らない。天国でもバカのまんま。武器も病気もバカには通じない。GUNで撃とうがGANになろうが、バカだけは殺せない。イノマー死すともバカは死せず。BAKA is NOT DEAD!! イノマーさん、バカを、俺を、氣志團を見つけてくれてありがとう。またね」と哀悼した。

サンボマスターの山口隆は「ラママで出会って、チケット1枚も手売り出来なかったオレたちをその場でティッシュタイムのレギュラーにしてくれ、ソニーからオナマシとのスプリットを出してくれるまでしてもらった。今オレたちが音楽を出来てるのは間違いなくイノマーさんが引っ張り上げてくれたおかげです」と感謝し、「でも、早いよ。もっと生きて欲しかった」と惜しんだ。

ガガガSPのコザック前田は、闘病中のイノマーさんと一緒に撮したツーショットを公開し、「イノマーさん、本当にありがとう。イノマーさんのおかげで僕はお酒やめれたから、今日は静かに炭酸水で献杯します。思い出が多過ぎるけど、最後まで僕らの味方してくれてありがとう。通夜や葬式にはあえて行かない様にします。まだもうちょっとこっちで頑張りますね。お疲れさまでした」と追悼した。

イノマーさんはオリコンに入社後、「オリコンウィークリー」の編集長に就任。同社を退社後は、バンド活動や執筆活動を行っていた。昨年7月に、口腔(こうくう)底がんで余命3年と宣告されたことを公表し、闘病生活を送っていた。19日午前2時50分、口腔底がんのため死去した。53歳だった。