ブレイク俳優ランキング、“今年の顔”横浜流星が年間でも首位に

引用元:オリコン
ブレイク俳優ランキング、“今年の顔”横浜流星が年間でも首位に

 様々な映画やドラマ、CMが話題を集めた令和元年。新たな時代の幕開けとなった今年のエンタメシーンで最も輝いていた俳優は誰か。先日の女優部門に続き、ORICON NEWSでは毎年恒例の『2019年 ブレイク俳優ランキング』を発表。その結果、上半期でも1位を獲得した【横浜流星】が、年間でも堂々の1位に。横浜は、『GQ MEN OF THE YEAR 2019』『Yahoo!検索大賞2019』など今年を振り返る様々なアワードを受賞しており、満場一致の首位と言える。

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■ドラマ、CMで認知度アップ、俳優としてランクアップした1年

 1位は、1月クールのドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)でピンク髪の“ゆりゆり”役でブレイクした【横浜流星】。大活躍の1年を振り返り、今年の漢字を聞かれると「挑」を挙げた横浜。その言葉通りに今年は3本の連ドラ、映画は4本公開、CMも5本とまさに、さまざまなことへ挑んだ年だった

 『はじこい』のゆりゆり役で注目を集めて以降、ドラマ『あなたの番です -反撃編-』(日本テレビ系)で後半のキーマンとなる大学生役、13日に最終回を迎えた『4分間のマリーゴールド』(TBS系)では家族の末っ子役と、多彩な役柄に真正面から向き合う、俳優としての姿を見せた。映画では『愛唄 -約束のナクヒト-』『チア男子!!』『いなくなれ、群青』の主演3作のほか、『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(・はハート)にも出演するなど、テレビで見ない日はないと言っても過言ではない。

 映画やドラマ出演の番宣でバラエティ出演の機会も多く、中学3年生の時に世界大会で優勝した極真空手の腕前も披露する場面も。ユーザーコメントにも「空手がやばい」(東京都/30代・男性)との声もあり、ルックスのよさだけでなく、近年いなかった肉体派の若手俳優のイメージと何かにストイックに打ち込む姿が、同性からの人気も集めた。その鍛え上げた体を惜しみなく見せた写真集『流麗』(KADOKAWA)もヒットし、ファンの拡大につながった。

 そんな彼に「今年一気に有名になった」(埼玉県/10代・男性)、「急に出てきて、今や見ない日はないし、マスコミやネットでの取り上げられ方がすごい」(神奈川県/50代・女性)と老若男女が支持。「Yahoo!検索大賞2019」で大賞と俳優部門賞をダブル受賞、「2019年TV-CM年急上昇ランキング」で1位獲得と、まさに旬の顔に。受賞時には「来年1月に主演ドラマが控えている。それを責任もってたくさんの方に面白いものを届けられるように目の前のことをしっかりやりたい」と熱弁。

 その言葉通り、1月12日からスタートのドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)では、女優・清野菜名とW主演が決定。メンタリスト役を演じる横浜が、また新たな一面を見せてくれそうだ。7月には宮本武蔵役を演じる舞台『巌流島』、秋には映画『きみの瞳が問いかけている』も控え、来年もさらに多忙な1年となりそうだ。