元宝塚の純矢ちとせ、南座「サクラヒメ」主演。「歌劇団で17年間培ったこと生かす」

引用元:スポーツ報知

 今年7月に宝塚を卒業した元娘役スターで女優の純矢ちとせ(35)が19日都内で行われた主演舞台「サクラヒメ」(京都・南座で1月24日~2月4日)の製作発表に出席した。

 純矢はヒロイン、サクラヒメ役。在団中は男役、娘役の両方を経験。存在感ある演技派として活躍した。「歴史ある南座に出られてうれしい。17年間、歌劇団で培ったことが出せれば。私自身、いま新しい自分を模索中です」と話す。幼少期から始め、得意とする日本舞踊の経験も生かされそう。

5人の男に思いを寄せられるモテモテの展開。誰と結ばれるかで5つの違うラストになる。

 劇場1階の客席を外してフラット化。出演者と観客が直接交流できる「イマーシブシアター」と呼ばれる体験型演劇。5通りある結末をその日の客の“多数決”で決めるなど斬新なものになる。1回の公演は約70分を予定。400年の歴史を持つ日本最古の劇場、南座で初演し今後、全国展開を視野に入れる。

 川原一馬(役名・陰陽師)、荒木健太朗(浪人)、世界(義賊)、平野泰新(鳶)、Toyotaka(町医者)、高田秀文(盗賊)、新里宏太(雲上の導者)らが共演する。

報知新聞社