たけし、テコンドー金原会長と初対決!退任後は「お天気コーナーやって」

たけし、テコンドー金原会長と初対決!退任後は「お天気コーナーやって」

 全日本テコンドー協会の会長を退任する金原昇氏(65)がテレビ朝日系特番「ビートたけしのTVタックル たけし&爆笑問題がメッタ斬り!2019年をザワつかせた50人」(21日放送、後6・56)に出演し、タレント、ビートたけし(72)と初共演することが18日、分かった。たけしは「初めて見たときはただ者じゃないと思った」とニヤリ。お笑いコンビ、爆笑問題とともに選手との対立など一連の騒動に斬り込み、たけし節で退任後の進路も勝手にぶち上げた。

 「TVタックル」の恒例の年末特番は、その年を象徴する渦中の人が登場。たけしはテコンドーの騒動が起こる3年前から金原氏に興味津々で、自らTシャツを作ってしまうほどの“マニア”だっただけに、夢の初対面に胸を躍らせた。

 金原氏は強化方針を巡る選手との対立など一連の騒動の主役になり、26日に開かれる総会での承認をもって幹部が刷新される全日本テコンドー協会の会長を退任する。

 一見コワモテな風貌にたけしは「初めて見たときから、ただ者じゃないと思った」とニヤリ。バラエティーなどで有名人のカツラネタで笑わせるのが好きだが、この日も地毛を公言している金原氏の強烈なパンチパーマをイジり、収録冒頭からアクセル全開となった。

 たけしを筆頭に爆笑問題、東国原英夫氏(62)ら論客は真相について直球質問。たけしが「最近はコーチと選手の問題がよくあるが、テコンドー騒動も?」と質問すると、金原氏は「代表コーチは、五輪とか世界選手権のタイトルがほしいもの。選手を抱えながら、心の中で私利私欲など悪い部分が出てしまうのではないか。それが一番良くない」と答えた。

 日本代表になると代表合宿に専属コーチが帯同できないという条項があったとの一部報道は否定。爆問の太田光(54)が「会長の圧力がかかっていたのでは?」と斬り込むと「私はよくそれを言われる」と苦笑。

 選手による強化合宿のボイコットについて大竹まこと(70)から「協会に問題があったのでは?」と指摘されると、「どんな問題でも協会なり、私なりに問題はあると思う。学校のテストなどさまざまな理由があって出られないという人もいた」と釈明した。

 金原氏は自身の子供時代について「いい子だった」と明かし、当時の髪形は「七三でした」と告白。まじめな人柄に感銘した?たけしは退任後の進路にまで世話を焼き、「朝のワイドショーでお天気コーナーをやってもらいたいね」と提案。金原氏が「いいですねえ」とやる気を見せると、「下手な芸人はかなわない。天然もんだもん」と太鼓判を押していた。