『アンサング・シンデレラ』真矢ミキが石原さとみの上司に 追加キャスト発表

『アンサング・シンデレラ』真矢ミキが石原さとみの上司に 追加キャスト発表

 女優の石原さとみが病院薬剤師役で主演を務める4月9日スタートのドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の追加キャストとして、女優の真矢ミキ、俳優のでんでん、池田鉄洋、迫田孝也の出演が発表された。真矢は石原演じる主人公みどりの上司役で、石原とは初共演。

【写真】石原さとみ、お団子ヘアの病院薬剤師に 新ドラマ『アンサング・シンデレラ』主演

 「月刊コミックゼノン」(徳間書店)連載中の荒井ママレによる漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を実写化する本作は、病院内の薬剤部で主に患者の薬の調剤・製剤を行う“病院薬剤師”たちの知られざる舞台裏を描いていく。

 木曜劇場には初出演となる真矢が演じるのは、みどりの上司である薬剤部長・販田聡子。部下に気を遣う上司として優しく接しているが、ある種のズルさや計算高さもあり、「そんな人間くさい部分が販田の面白さ」と真矢は話す。これまでさまざまな上司を演じてきた真矢だが、販田はこれまで演じたことのない全く新しい上司像だという。

 初共演の石原について真矢は、「いつもビタミンを発射しているような方」と話し、「みどりは彼女にぴったりな役」と太鼓判を押している。

 でんでんが演じるのは、“調剤の魔術師”という異名を持つベテラン薬剤師の荒神寛治。荒神は医薬品情報を専門的に管理するドラッグインフォメーション室(通称DI室)の責任者。ひょうひょうとした物腰の柔らかい雰囲気で、たとえどんなに厄介な患者でも荒神を前にすれば不思議とクールダウンしてしまうという役柄だ。

 池田が演じるのは薬剤部副部長の七尾拓。薬剤部メンバーの中で独特な空気感を漂わせる不気味な男で、治験管理を担当する七尾は、薬の開発の臨床試験で実績を上げており、その優秀さゆえに他のメンバーとは一線を画した“治外法権”の立場にいる。薬剤部の“ワンチーム”を描く本作だが、果たして七尾はみどりたちの味方なのか、注目が集まる。

 迫田が演じるのは中華料理店・娘娘亭の店主・辰川秀三。萬津総合病院では“待たせると激ギレする”として有名な外来患者で、辰川の扱いには薬剤部メンバーの誰もが手を焼いている。みどりは客としてたびたび娘娘亭に来店しており、謎の青年、小野塚綾(清原翔)と出会うのも娘娘亭だ。娘娘亭での団らんが、普段仕事で気を張っているみどりたちにとって、ほっと一息つける癒やしの時間となる。

 木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、フジテレビ系にて4月9日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。