令和のキムタク魅せた! ソロ初のライブツアー初日 5年ぶりのステージで20曲熱唱

引用元:中日スポーツ
令和のキムタク魅せた! ソロ初のライブツアー初日 5年ぶりのステージで20曲熱唱

 俳優で歌手の木村拓哉(47)が8日、東京・国立代々木競技場第一体育館でソロ初のライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」初日公演を開催した。会場には明石家さんま(64)やドラマの共演者、事務所の後輩アイドルら多数の豪華ゲストたちもかけつけ、新アルバム収録曲を中心に20曲を熱唱。平成のトップアイドルからカッコいいオジサンに力強く進化した「令和のキムタク」を見せつけた。

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 「ようこそ! そしてお待たせしました。5年ぶりになりますが、ただいまです!」。2015年1月12日に行ったSMAPの名古屋公演以来となるステージに、マイクを握った木村が帰ってきた。会場からは「お帰り~」「待ってたよ~」と温かい声援が飛んだ。

 冒頭からポップアップでステージ下から派手にジャンプして登場すると、ハーモニカを吹き、キレキレのダンスも随所で披露。「『待ってるよ』という皆さんの気持ちに応えたくて『騒ぐ場所』を作らせていただくと言った以上、有言実行するしかない」との言葉どおり、アラフィフを感じさせないパワフルな2時間あまりのステージで1万2500人の観客を熱狂の渦に包んだ。

 木村のラジオ番組から始動した今回の歌手活動。オリコン初登場1位を獲得した初のオリジナルソロアルバム「Go with the Flow」(1月8日発売)は15万枚を突破し、冒頭から「いきものがかり」水野良樹(37)が提供した「NEW START」を披露。「B’z」の稲葉浩志(55)が作詞した「One and Only」や、槙原敬之(50)がバースデーソングとして作詞作曲した「UNIQUE」など収録曲を次々と歌い上げた。

 SMAP時代の「SHAKE」のイントロが流れると、会場のボルテージは一段と高まり、アンコールでは「夜空ノムコウ」も熱唱。木村は「みんなとの共有物はこれからも大切にしていきたい」と思いを込めた。

 木村が過去に主演した大ヒットドラマ「ロングバケーション」の主題歌「LA―LA―LA LOVE SONG」や、「あすなろ白書」の主題歌「True Love」などもソロでカバー。「グランメゾン東京」や「教場」など直近ドラマの共演者たちが大勢見守る前で懐かしいドラマ映像も流れ、俳優・木村の歴史を感じさせる演出もライブを盛り上げた。

 木村は「まさか、いま一度、このようにみなさんの前でこんな近い距離でこういう場所に立てるとは思っていませんでしたが、たくさんのアーティストの力をいただいた」と感謝。途中、Kis―My―Ft2の玉森裕太(29)もステージに登場して盛り上げた。

 ツアーは同所で3日間、大阪城ホールで2日間の計5公演で6万7500人を動員する予定。 令和のキムタク魅せた! ソロ初のライブツアー初日 5年ぶりのステージで20曲熱唱 ライブ会場を訪れた明石家さんま(右手前)と(左から)中村アン、及川光博、冨永愛

気になるのは嵐、スノスト

 ○…木村はファンからの質問コーナーで気になる後輩を問われると「嵐にとっては今年限り。今後の時間をどうやって過ごしていくのかすごく気になる」と回答。

 また木村のソロデビューと同じ1月にCDデビューした「SixTONES」と「Snow Man」について「彼らと同期。あいつらもよろしくお願いします」と気配りをみせた。 ◆主な来場者 明石家さんま、沢村一樹、寛一郎、吉谷彩子、冨永愛、中村アン、及川光博、間宮祥太朗、田中奏生、大島優子、三浦翔平、林遣都、富田望生、満島真之介、二階堂ふみ、水野良樹、亀梨和也、玉森裕太、七五三掛龍也、松田元太、西畑大吾、道枝駿佑、冨岡健翔(順不同)