NHK「あさイチ」で博多華丸が語る“グランメゾン東京受け”が絶妙

引用元:夕刊フジ

 【TV視てますか?】

 前週は主題歌のいいドラマが多いという話の延長線上でTBS日曜劇場『グランメゾン東京』(木村拓哉主演)をとり上げたが、このドラマについては、もう一つマイブームとなっているネタがある。2週連続だが、最終回まであと2話あると思うので「デザート」っぽく書いてみたい。

 TBSラジオの『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』でパーソナリティーの塙宣之が相方の土屋伸之に、今季の連ドラは全部見ているんだぜと自慢していたが、“ドラマ・フリーク”ぶりなら博多華丸も負けていない。NHK『あさイチ』の冒頭で華丸が語る「朝ドラ受け」がかなり面白いと前にもここで書いたが、今秋はさらに“新ネタ”が加わった。

 『あさイチ』の9時台後半には月~木曜に華丸が進行役の「みんな!ゴハンだよ」という料理コーナーがある。このコーナーで華丸がボソボソッと「グランメゾン東京受け」を入れるのだ。

 結構踏み込んで「受け」ていたのは11月28日の回。その日はフレンチとあって華丸、いつにも増してノリノリ。フライパンのソースをキムタクっぽく(?)スプーンで味見して「鈴木京香さん、いいのができました!」。さらに重ねて「これに合うデザート、考えましょうね!」とダメ押ししたのには大吉も大苦笑していた。ドラマを見てない人には「なぜここで鈴木京香?」と意味不明だろうがそんなのお構いなし。風通しがいいのはいいことだ。

 そういえばフジテレビでは9日から、来年1月4、5日放送の木村主演スペシャルドラマ『教場』を前に、2002年に木村が明石家さんまとW主演した『空から降る一億の星』(北川悦吏子脚本)を再放送中だ(主題歌もいい!)。

 「あさイチ」ならぬ「そらイチ」と呼ばれたこのドラマで木村はフレンチレストランのコック見習いを演じていた。17年後の今、彼は華丸もうらやむカリスマシェフだ!(新橋のネクタイ巻き)