ディズニーのCEOボブ・アイガー、今後の「スター・ウォーズ」作品について必ずしも3部作構成を捨てたわけではないと語る

引用元:IGN JAPAN
ディズニーのCEOボブ・アイガー、今後の「スター・ウォーズ」作品について必ずしも3部作構成を捨てたわけではないと語る

ディズニーのCEOボブ・アイガーが『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』後の「スター・ウォーズ」作品について必ずしも3部作構成を捨ててはいないことを明かした。
セレブが集う『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のプレミアで行われたVarietyのインタビューで、アイガーは、キャスリーン・ケネディが今後は3部作にしないと発言したことに対して、実際にはまだ今後の予定を立てていないと明かした。

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「どうだろう。彼女と僕で“3部作は難しすぎるかもしれないから、まず1本作ってそれから続編をつくろうか”って話をしましたが、まだわかりませんね」
アイガーは手短に今後の「スター・ウォーズ」作品について触れたが、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開が差し迫った今、現在ルーカスフィルムが取り組んでいるプロジェクトの明確な数については明かすことを控えた。
「おそらく、皆が思っているより少ないかもしれません。僕たちは少なめに選んでそれをどう練るか考えるつもりです。場合によっては、公開して観客の反応を見てから行動に移すこともあります。皆が思っているほど多くないでしょう。数は無限だろうけど、慎重にやるつもりです。次作はかなり重要になります」と彼は語った。

彼の発言は、ケネディが今後の「スター・ウォーズ」作品におけるプランを明かした直後に明らかになった。ケネディは十分に実践されてきた3部作構成から離れて、これまでの「スター・ウォーズ」作品の形式を壊すことの重要性を強調していた。
「過去5~6年の間、『スター・ウォーズ』に関して私たちが常に考えていたのは、スカイウォーカー家のサーガを終わらせることでした」と彼女は先日行われたLos Angeles Timesのインタビューで答えた。「今こそ、新しくこれまでとは違ったものに、どのようにしてスムーズに移行するかを考える時なのです」
続けて「それは、より広がりのある自由な視点を物語にもたらし、3部作という構成から解放するものだと思います。特定の数に決めて、型にはめることはしません。物語自体に語らせるのです」と語った。

過去にはケネディがタイトル未定の「スター・ウォーズ」作品の公開を2022年に予定していると報じられていたが、この作品はライアン・ジョンソンが監督を務める3部作の一部にはならないと思われる。
「スター・ウォーズ」作品の発表は、少なくとも2020年1月まで予定されていない。それまでは2019年12月20日公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を楽しみにしていよう。
そのほか、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の北米プレミアに参加した観客の感想についてもチェック。

Adele Ankers