次世代機「Xbox Series X」は発売日から下位互換に対応

引用元:IGN JAPAN
次世代機「Xbox Series X」は発売日から下位互換に対応

マイクロソフトが次世代機「Xbox Series X」は発売時からすべてのXbox Oneのタイトルがプレイできる下位互換に対応すると正式に発表した。
Xboxの代表フィル・スペンサーはGameSpotに対し、Xbox Series Xは現在Xbox Oneでプレイ可能となっているタイトルすべてを発売日からプレイすることができることを明かした。これにはXbox Oneのタイトルだけでなく、時間とともにXbox Oneの下位互換に対応していったXbox 360とXboxのタイトルも含まれる。

「Xbox Scarlet」画像・動画ギャラリー

「発売日から下位互換に必ず対応させるという約束を果たせるようにしたかった。下位互換を確実に実現するために、相当数のXbox 360タイトルとXbox OneタイトルをXbox Series Xでプレイしてきた」とスペンサーは語った。
Xbox Series Xの下位互換については、スペンサーがE3 2019で話題にしてから注目されていた。当時の約束では、Xbox Series XはXbox、Xbox 360、Xbox One、Xbox Series Xと4世代のタイトルをサポートするというものだった。
その当時言及されなかったのは、いつ下位互換に対応するのかということだ。長年のXboxユーザーは、新しい(古い)ゲームがかなりの頻度でサポートされながら、Xboxの長い歴史に渡って下位互換が徐々に導入されていったことを知っている。今回のニュースで、現在Xbox Oneでプレイ可能な575の下位互換タイトルが、2020年のホリデーシーズンに発売されるXbox Series Xでもプレイ可能になる予定ということがわかった。
加えて、Xboxのプログラム・マネジメントディレクターであるジェイソン・ロナルドはGameSpotに対し、ゲーマースコアやフレンドリスト、アチーブメント、セーブデータもXbox Series Xに移行することができると正式に明かしている。

これらすべてを実現するのはかなりの作業であるため、Xboxのチームは少なくとも2019年6月から下位互換の対応作業に取り組んでいる。これはちょうど『スプリンターセル』、『プリンス・オブ・ペルシャ』、『ファークライ』などがXbox One向けの下位互換タイトルとなった時期だ。
スペンサーは先日、Xbox Series Xを自宅に持ち帰りXbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2を使ってゲームをプレイしていると明かしていた。

Chris Priestman