ウィリアム王子の子供たち、将来は祖母ダイアナ元妃にならってホームレス支援へ

引用元:ELLE ONLINE
ウィリアム王子の子供たち、将来は祖母ダイアナ元妃にならってホームレス支援へ

ウィリアム王子とヘンリー王子が子供の頃、母親のダイアナ妃は貧しい人々の生活の実態を深く理解するために、ホームレスのチャリティー団体の活動を視察していた。ウィリアム王子はこの教えを自分の子供たちにも教えるつもりであることを明らかにした。

BBCのクリスマス特別番組でメアリー・ベリーと共に撮影をしていた時、ウィリアム王子はジョージ王子とシャーロット王女と共に学校に向かう途中で路上に寝ている人を見かけ、彼らがホームレスであることを教えたというエピソードをメアリーに話した。「彼らはすでに学校に通う6歳と4歳です。道端で寝ている人を見かけたら、そのことについて子供たちに話し、なぜ道端で寝ているのかを説明します。2人はホーレスに対する関心が高く、例えば『どうしてお家に帰れないの?』などと質問してきます」。王子はホームレスの人々を支援する施設「Passage」を訪問した際、ベリーとキッチンで話をした。


ウィリアム王子の子供たち、将来は祖母ダイアナ元妃にならってホームレス支援へ


1991年3月、ダイアナ妃と共に公務デビューを飾ったウィリアム王子。当時8歳。この日を境に、母と公務でさまざまな場所を訪問。GETTY IMAGES

今年2月に「Passage」のパトロンを務めることになったウィリアム王子は、子供たちがもう少し大きくなったら絶対にこの施設に連れて来たいという。自身が子供の頃に訪れた経験を思い出し、「(ホームレスの支援施設は)私が実際に訪れた初めての場所のひとつでした。確か8歳から10歳ぐらいの頃だったと思います。その経験が私に深い影響を与えました」と語っている。

王子はさらに、「母はそうした経験をさせることに信念を持っていました。子供たちが成長した時、特に成長していく過程で、人々の生活は宮殿の壁の向こう側で営まれているということ、そして現実の問題と格闘している人々について理解を深めることは、非常に重要であると考えていました」と続けた。

ベリーはダイアナ妃がエイズ患者と握手をし、エイズという病気にまつわる汚名払拭に挑んだことでも有名だったと言うと、ウィリアム王子は「そうですね。彼女はチャリティーに取り組み、恵まれない人々や弱い立場に置かれている人々に対する社会通念に挑むのが好きでした」と答えた。