「この決断は早すぎる」 秋元康プロデュースの38人組バンド「ザ・コインロッカーズ」、1年で現体制終了へ ネットに動揺走る

引用元:ねとらぼ
「この決断は早すぎる」 秋元康プロデュースの38人組バンド「ザ・コインロッカーズ」、1年で現体制終了へ ネットに動揺走る

 秋元康さんがプロデュースする38人組ガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」は12月17日、プロジェクトの大幅リニューアルを公式サイトで発表。23日に予定しているワンマンライブを現メンバーで行う最後のライブとし、以降はメンバーを38人から13人に絞って立て直しを図る考えを明らかにしました。このことにネットでは「グループを育てようと言う気は無いのか?」「応援してきたファンはどうなるんですか?」「この決断は早すぎる」などやり場のない悲痛な叫びが噴出しています。どうしてこうなった。

【画像】心中をつづるメンバーたち

 AKB48グループをはじめ数々のアイドルグループを輩出してきた秋元さんが2018年にワーナーミュージック・ジャパンとタッグを組んでスタートした同グループは、ギター、ベース、ドラム、ボーカルなど各パートに複数のメンバーが在籍し、楽曲ごとに選抜メンバーを選出するスタイルを採用。無観客のZepp Tokyoでバンド結成を発表し、1年後に当たる2019年12月23日に同会場でのワンマンライブの実施と、ライブの完売を目標に掲げ、6月リリースのデビューシングル「憂鬱な空が好きなんだ」をへて、100公演超のライブサーキットを重ねるなど精力的に活動していました。

 ワンマンライブが間近に迫る中、公式サイトで17日に発表されたのは、当初の目標だったワンマンチケットは完売の半数にも達していない事実と、この現実を踏まえてプロジェクトをリニューアルするという決定事項。これに伴い、Zepp Tokyoでのワンマンライブが現メンバーでの最後のライブになることと、発表予定だった新メンバーと2ndシングル選抜メンバーのお披露目は白紙となりました。

 プロジェクトリニューアル後のリリースや活動の詳細は後日発表予定としていますが、新体制のメンバーはグループのキャプテンを務めていた松本璃奈さんの他、宇都宮未来さん、有働優菜さん、Emilyさん、絹本夏海さん、後藤理花さん、下島輝星さん、田村愛美鈴さん、成澤愛実さん、HANNAさん、船井美玖さん、森ふた葉さん、Яuuさんの13人体制となることが明記されており、38人体制から規模を大幅に縮小してのリスタートとなります。

 残留する13人以外のメンバーについてはリリースに言及がありませんが、「現メンバーでの最後のライブ」とあること、また、該当メンバーのSNSでは「コインロッカーズとしてはZeppTokyoが最後」などとあり、別の道を行くことが示唆されています。バンド結成時、例えば松本さんであれば「ツナ1年間禁止」などのようにメンバーごとにワンマンチケット完売を果たせなかったときの“公約”を掲げていましたが、この公約を果たすのかも言及がありません。

 ワンマンライブ前に発表された悲しい決定にネットでは、「まだ1曲しかリリースしてないのに、リニューアルって、やっぱり納得できない」「石の上にも三年! っていうじゃないですか。三年は頑張ってほしかった」「運営の方の力不足感は否めない。 無責任な気がする」「メンバーはほんまに悪くない」など義憤の声が広がっています。

ねとらぼ