『スカイウォーカーの夜明け』後の「スター・ウォーズ」映画は三部作にはしないとキャスリーン・ケネディが発言

引用元:IGN JAPAN
『スカイウォーカーの夜明け』後の「スター・ウォーズ」映画は三部作にはしないとキャスリーン・ケネディが発言

ルーカスフィルムの社長、キャスリーン・ケネディが、『スカイウォーカーの夜明け』後の「スター・ウォーズ」シリーズについて、自身のプランを明かした。ケネディは、「スター・ウォーズ」の物語は今後、三部作という構成にはとらわれない形にするつもりだと説明している。
Los Angeles Timesのインタビューで、ケネディは公開間近のスカイウォーカー・サーガの最終作について語っているが、今後のプランに関しては、これまでの「スター・ウォーズ」作品の型を壊すことの重要性を強調している。

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「過去5~6年の間、『スター・ウォーズ』に関して私たちが常に考えていたのは、スカイウォーカー家のサーガを終わらせることでした」とケネディは話している。「今こそ、新しく、これまでとは違ったものに、どのようにしてスムーズに移行するかを考えるときなのです」
ケネディは、エピソード9以降はこれまでの三部作という形から離れ、広がりを持たせていくという自身のプランを述べており、これから数週間でシリーズの方向性についての「カギとなる決定」を終わらせるものだと思われる。

「それは、より広がりのある自由な視点を物語にもたらし、三部作という構成から解放するものだと思います」とケネディは言う。「特定の数に決めて、型にはめることはしません。物語自体に語らせるのです」
また、スカイウォーカー・サーガは終わるが、ルーカスフィルムは「最新の三部作で新たに登場したキャラクターたちはもう出てこないわけではない」とも言っている。続三部作の中には、今後の「スター・ウォーズ」プロジェクトに登場するキャラクターもいるという。

ケネディはこれまでにも、シリーズの新しい方向性に進んでいくためにオリジナルの物語から離れなければならないということの難しさにも触れており、新しい「スター・ウォーズ」映画は2020年の公開に向けてすでに始動しているが、次のベストな物語を作り上げることは「非常に大きな挑戦」だと認めている。
「さまざまなことを視野に入れていますし、実際するにしてもしないにしても、色々な始め方があります」とケネディは言う。「例えば、戻るのか? 進めるのか? そういったあらゆる疑問があるのです。『スター・ウォーズ』の世界には終わりはありません。良いニュースも悪いニュースも。終わりなき可能性があるのです」

しかし今は、2019年12月20日に公開される次回作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にファンは注目しているところだ。
それまでに、『スカイウォーカーの夜明け』の公開週末の興行収入はどれくらいが見込まれているのか、『最後のジェダイ』後のルーク・スカイウォーカーの死の影響、J・J・エイブラムスはなぜ『スカイウォーカーの夜明け』でジョージ・ルーカスへの新たな尊敬の念を抱くことになったのか、をチェックしよう。

Adele Ankers