第12回小田島雄志・翻訳戯曲賞の受賞者・団体発表

第12回小田島雄志・翻訳戯曲賞の受賞者、団体が発表された。

今年はガンナーム・ガンナーム作「朝のライラック」を翻訳した渡辺真帆、テーナ・シュティヴィチッチ作「スリーウインターズ」を常田景子の訳、松本祐子の演出で上演した文学座アトリエの会、そしてトレイシー・レッツ作「8月のオーセージ」を田中壮太郎の翻訳・演出で上演した劇団昴ザ・サード・ステージが受賞した。贈呈式・祝賀会は1月20日13:00から東京・あうるすぽっとで行われる。

小田島雄志・翻訳戯曲賞は、2017年まで翻訳家の小田島雄志が個人で主催し、優れた翻訳戯曲の提供者を表彰してきた賞。前回から実行委員会が名称と趣旨を引き継ぎ、翻訳者個人に加え、優れた上演成果を挙げた団体なども受賞対象となった。