加藤シゲアキ、レジェンド古谷一行との共演は「うれしさ半分、恐ろしさ半分」

加藤シゲアキ、レジェンド古谷一行との共演は「うれしさ半分、恐ろしさ半分」

 NEWSの加藤シゲアキが15日、都内で行われたスペシャルドラマ『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』の制作発表に出席。金田一シリーズのレジェンド・古谷一行との共演に「うれしさ半分、恐ろしさ半分」だったと笑顔で明かした。

【写真】ヒロインを務める中条あやみ

 加藤シゲアキ主演の金田一耕助シリーズ第二弾となる今作。『悪魔の手毬唄』は原作者の横溝正史自身が傑作と語ったミステリーで、怨念めいた村で起きる凄惨な事件が描かれる。会見には加藤のほか、中条あやみ、ジャニーズWESTの小瀧望、寺島しのぶ、古谷一行ら事件に関わる重要な登場人物を演じるキャストが勢ぞろいした。

 今回ふたたび金田一耕助役を演じることになった加藤は、「大変光栄な機会をいただいてうれしく思っております」とあいさつ。この日は、劇中で金田一耕助が実際に身を寄せた「亀の湯」のセットでの会見となり、ちゃぶ台にミカンが置いてある和やかな雰囲気に加藤も「劇中にこんなシーンはないです(笑)」と笑顔を見せつつ「前作で演じた際に、もしまた機会をいただけるならと思い描いていたイメージをはるかに上回る豪華さ、壮大さ、ストーリーの面白さ。この豪華キャストの方々が、役を魅力的に演じてくださった」と俳優陣へ感謝を述べた。

 本作では、47作品で金田一耕助を演じてきた古谷が磯川警部役で出演を果たしているのも大きな見どころ。古谷は「金田一が染みついているので、この役が来た時にどうするかなと一瞬思いました。ただこの年齢になって、少し引いたところで金田一の仕事が出来るのかと、お引き受けしました」と明かし、「加藤君と一緒にとても楽しい撮影になりました」と振り返った。レジェンドの古谷が相棒となった加藤は、「決まったと聞いて驚いた。古谷さんのシリーズは野性味があり、資料として見たはずがいつの間にかファンになっていて…非常にまずいなと緊張しまして(笑)、うれしさ半分、恐ろしさ半分でした」と告白。

 さらに加藤は古谷から、金田一の腹布団をもらったといい「撮影は“古谷”と入った腹布団で臨んでいた。ゲン担ぎというか、古谷さんが優しく面倒を見て下さったところもとてもありがたかったです」と本人を前に想いを明かした。そんなとても和やかな撮影現場に、中条も「素敵な現場だなって。楽しかったです。(共演の)生瀬(勝久)さんは毎年餅つき大会をされているみたいで、そこにも呼んで下さったり。アットホームな現場だなって(笑)」と笑顔。

 最後には、加藤が「昨年以上に豪華でかつ求心力のある面白い物語。絶対面白い。かなり恐いところもありますが、“おもしろ恐い”をクリスマス目前に楽しんでいただけたら!」と本作を力強くアピールした。

 スペシャルドラマ『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』は、フジテレビ系にて12月21日21時15分放送。