カワイイ対決は“まるこ”丸山奏子の勝利 裏ドラ4枚に瑞原明奈も目がまんまる/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
カワイイ対決は“まるこ”丸山奏子の勝利 裏ドラ4枚に瑞原明奈も目がまんまる/麻雀・Mリーグ

 震える手で決断した「ドラ切り追っかけリーチ」の先に、ご褒美が待っていた。大和証券Mリーグ2019・12月13日の第1試合で、赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)がU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)から跳満をアガって、「カワイイ対決」を制した。

【映像】カワイイ対決は丸山が勝利!裏ドラ4枚に瑞原も目がまんまる(1時間34分ごろ~)

 ファンを興奮させた場面は南2局。瑞原が先制リーチをかけるも、それに果敢に追いかけた丸山が一発でロンアガリ。アンカンしていた4筒に裏ドラがなんとモロ乗りとなり、それを見た瑞原は目がまんまるに。

 瑞原は自身のリーチが赤ドラ2枚、表ドラも1枚使っている手だけに、一発とはいえ跳満には驚いたか、時間をかけて牌姿の確認、さらにひと呼吸おいて「ハイ」と返事をした。

 大舞台にまだ慣れた様子もない丸山、この日も東場からドラ単騎のリーチで懸命に攻め続けていたが、ここまで大きなアガリはなし。しかし、正念場でのドラを切ってのリーチで、一発のアガリ、そして裏ドラ4枚という結果は、勇気を振り絞った丸山への、麻雀の神様がくれたご褒美か。デビュー戦の逆転劇を思わせるような勇気のいる選択、そしてド派手な結果に「すごすぎる!まるちゃん!」「ご褒美!まるこおめでとう」とエールが飛んだ。

 長身で知られる渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)のおよそ半分くらいにも見える小さな体と、浅いプロ歴でも必死に戦う丸山には、じわじわとファンが増えている。この日は3人競りとなった2着争いを制し、久々にチームへプラスをもたらした。

 また、痛い放銃に回ってしまった“美女海賊”のリアクションにコメントも「かわいい!!」「きょとん」「思わずのぞき込む」とファンは盛り上がった。瑞原は以前にも、他家のアガリの確認の際に思わずにらむような表情を見せたこともあり、端正な顔に似つかわしくない反応には、ファンからの注目が集まっている。丸山と瑞原の「カワイイ対決」は、今後も幾度となくファンを沸かせることになりそうだ。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。