宮川花子、血液のガンを公表 闘病生活支える夫に感謝「結婚とは最後を誰と迎えるかだと思った」

引用元:AbemaTIMES

 今年6月から体調不良のため休演が続いていた夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子(65)が12月11日、大阪・なんばの吉本興業で夫の宮川大助(70)とともに会見を開き、血液のガンの一種「症候性多発性骨髄腫」で闘病中である事を公表した。

【動画】宮川花子、支える夫に感謝「大助を見送るまでは絶対に生きる」

 花子は2018年3月に、腰痛のため病院で検査を受けたところ腫瘍が発見。精密検査前には余命半年との可能性も指摘されたが、骨腫瘍によるものと判明し、放射線治療を受け徐々に回復した。

 病気発覚の経緯や闘病生活について話す中、大助が涙ぐむ場面があったが、花子は「何泣いてんの、泣いたらあかん。病室から他の病棟の窓が見えると、もっと苦しんでる方沢山いらっしゃる。ここで泣くもんか、と私はずっと思ってるんです」とピシャリ。さらに、「色々な治療を経験して、それでも生きられるという事を証明できたし、これからも証明していきたい」「皆さんも諦めずに治療して、命を一日でも大切に伸ばしてもらいたい」と前向きに話し、病で闘うすべての人に向けてエールを送った。

 また、花子の入院中、大助は病院に足繁く通い献身的に支えたという。花子は「結婚とはどんな人と一緒になるか、ではなく最後を誰を迎えるか、だとすごく感じた」「いつお迎えが来ても幸せだなと思ったが、大助くんが『見送るのはいやや』と言うので私は大助を見送るまでは絶対に生きようと。それが彼に対して最後に捧げられる愛情」と、涙をこらえながらも力強く語った。