『スター・ウォーズ』キャスト、完結に“寂しさ”にじませる 「まだ公開しなくてもいいんじゃない?」

引用元:オリコン

 映画「スター・ウォーズ」シリーズのスカイウォーカー家の壮大なサーガがついに完結する最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(20日公開)の来日ゲスト記者会見が12日、都内で行われた。

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 物語の完結を迎え、主演を務めるレイ役のデイジー・リドリーは「一抹の寂しさはありますけど、公開がワクワクです」と言い、ポ―役のオスカー・アイザックは「まだ公開しなくてもいいんじゃない? ここにいる楽しい時間を過ごした友人たちとさよならするのは寂しい」、フィン役のジョン・ボイエガも「オスカーやデイジーと顔を合わせられなくなるのは、ほろ苦い気持ちもありますね」とキャスト陣は少しだけ寂しい顔を見せていた。

 C-3PO役として、42年間にわたりシリーズに携わってきたアンソニー・ダニエルズは「すべての作品に参加できたことは本当に光栄なことです。私にとって大きな光栄です」と喜ぶも「それは、ジョージ・ルーカスの卓越した才能が起点でした。すべては素晴らしい物語にあります」とSWを生んだルーカスに感謝していた。

 2015年公開の『フォースの覚醒』に登場する惑星「タコダナ」の由来が高田馬場であることは知られているが、J.J.エイブラムス監督は本作でも“日本要素”を取り入れていることを明かした。監督は「今回はカイロ・レンのマスクを修復するときに日本の“金継ぎ”という伝統手法を使って直すことを取り入れました。さらにレン騎士団は黒澤明監督からの影響も受けております。また、私の友人の村上隆さんも出演しています。日本のスピリットを大切にしています。日本に初めて来た25年前から、ずっと日本が好き。子どもたちも連れてきていますし、日本にお礼を言いたいです」と日本への愛を語ってくれた。

 77年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから今年で42年。まもなく公開を迎える最新作では、世代を超えて紡がれてきた“光と闇”のフォースを巡る最終決戦が描かれる。