1月に第1子出産のキンタロー。不妊治療の日々を告白「夫が無精子症と診断されまして…」

引用元:スポーツ報知
1月に第1子出産のキンタロー。不妊治療の日々を告白「夫が無精子症と診断されまして…」

 1月28日に第1子を出産したお笑いタレントのキンタロー。(38)が20日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜・後9時)に出演。2年以上にわたって不妊治療を続けていたことを初めて明かした。

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 2015年にテレビディレクターの隆史さんと結婚。「両親とも他界していましたが、あたたかい家庭で育った私にとっては結婚=子供でした。だから、早く子供が欲しかったんです」とキンタロー。結婚から3年後の18年から本格的に「妊活」を開始。しかし、排卵日を計算して子作りをしてもなかなか妊娠しなかった。

 そこで夫婦で検査を受けたところ、隆史さんが無精子症であることが判明した。一般的に精液の中には数千万個以上の精子が存在するが、無精子症はその精子が全くない状態。診断を聞いた際、「えっ、どういうことって。(医師が)言っていることが理解できなくて」と戸惑ったキンタロー。

 そこで夫妻はタレント・東尾理子(44)に相談した。東尾は夫・石田純一(66)とともに不妊治療を受けて3人の子供を出産した経験を持つ“不妊治療の先輩”だった。東尾に紹介された年間500人以上の治療を手がける不妊治療専門クリニックを受診。無精子症とされた隆史さんが複数回の検査をしたところ、受精可能な精子を20個以上発見することができたという。

 「うれしかったですね。希望の光が見えました」とキンタロー。「卵(卵子)を同時に育てる注射の講習を受けました」と明かした通り、10日間連続で自身で太ももなどに注射を打ち続けたという。

 高額な費用も払い、懸命の治療を続けた結果、妊娠にこぎつけた。そして3354グラムの女児を無事、出産。「いや~、かわいいですね。皆さんが我が子が一番という気持ちが分かりました」と笑顔を見せたキンタロー。「不妊治療という最新技術によって、自分の夢がかないました。医療に感謝です」と、しみじみ話していた。 報知新聞社