歩行者天国に『FGO』人気キャラがずらり「美脚ピンヒールや小顔ウィッグにこだわり」

引用元:オリコン

 漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、日本を代表するポップカルチャーの一角として、海外でも広く親しまれているコスプレ。年末には、そんなコスプレも楽しめる大型イベント『コミックマーケット97(以下、コミケ97)』の開催も控えていて、これからますますの盛り上がりが予想される。本記事では、愛知県名古屋市で開催された『ホココス ~南大津通歩行者天国COSPLAY~(以下、ホココス)』で見つけた、ハイレベルなコスプレイヤーたちを紹介しつつ、『コミケ97』でも流行りそうなタイトルを探ってみた。

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 ちなみに『ホココス』とは、その名称の通り、南大津の歩行者天国を貸し切って開催されるコスプレイベント。毎年春秋の恒例行事として、地元ではすっかり定着している。今秋開催された同イベントでは、ギャザリングやパフォーマンスステージなども実施され、好評を博していた。

 今回、特に扮するレイヤーが多かったのが、スマホゲーム『Fate/Grand Order(以下、FGO)』のヒロインたち。もともとコスプレ界隈では人気の高いタイトルではあったものの、10月よりテレビアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の放送がスタートしたことで、注目度はさらに上昇。それに伴い、同作のコスプレに挑戦するレイヤーも増えたようで、年末の『コミケ97』でもさらなる盛り上がりが期待できそうだ。

 参加者たちにこだわったポイントを聞いてみると、酒呑童子に扮するくろまさんは「アイラインを上下に入れて、目元を強調してみました。それと、足を長く見せたかったので、高めのピンヒールを用意しました」とコメント。虞美人に扮する望月もち子さんは「衣装の造形が複雑で、すぐに絡まってしまって。ポーズを変えるたびに、どこかズレている部分はないか、全身をチェックするのが大変です」と話してくれた。

 また、靴がポイントと話すのは、マシュ・キリエライトに扮する南ちょこさん。「市販の靴をフェルトで加工して、マシュの靴を再現してみました。せっかく衣装やウィッグを作り込んでも、足元の造形がいまいちだと、それだけで印象が悪くなってしまうので」と、抜かりないこだわりを聞かせてくれた。

 女王メイヴに扮するともりさんは「横髪の量を減らし、すとんと落とすことで小顔効果を狙ってみました。逆に前髪は、ボリュームのある感じに仕上げています」と、ウィッグを調整するポイントを教えてくれた。

取材・文=ソムタム田井