ミシェル・オバマ、次女サーシャの巣立ちに涙

引用元:ELLE ONLINE

バラク・オバマが2008年のアメリカ大統領選で勝利したとき、娘のマリアとサーシャはまだ10歳と7歳だった。それから早くも11年が経過。元ファースト・ドーター(大統領の娘)たちはどちらも大学に進学し、自身のキャリアパスを歩み出すための準備を始めている。

ミシェル夫人は先ごろ、マリアたちと同じ元ファースト・ドーターであるジェナ・ブッシュ・ヘイガー(第43代大統領ジョージ・W・ブッシュの娘)が共同司会を務める情報ニュース番組『トゥデイ』に出演。大学に入る次女サーシャを送って行った日のことについて語った。

サーシャに別れを告げる時には涙が出たかというジェナの質問には、「ええ、泣いたわ」と回答。さらに、家族はみな感情を抑えておこうと「最大の努力を払った」と付け加えた。「それ(感情的にならなかったこと)については、本当によかったと思っているの。ルームメイトたちもそこにいたので、娘に恥ずかしい思いをさせたくなかったから」

だが、やはり最後には涙を流さずにはいられなかったそう。「私と夫、一緒に行ったマリアが車に乗り込んだところへ、サーシャが最後のお別れを言いに来たの」と言いいながら目元に手を持っていき、「みんなこんな感じだったのよ」と説明。すすり泣くような音を立てた。


ミシェル・オバマ、次女サーシャの巣立ちに涙


長女マリア(右)と並んで歩く次女のサーシャ(左)GETTY IMAGES

「娘が成長して自立していくことは、心が躍るようなことだわ」と話すミシェルは、2人がそれぞれの力を発揮できていることを誇りに思っているのだとか。

ただ、「膝の上に座って、私たちの発するすべての言葉に耳を傾けながら、じっと私たちを見上げていた小さな子供に戻ることはもう決してないのだと思うと、少し物悲しい気持ちになるわ。あの頃はもう戻ってこないのよね」と語り、懐かしい昔を振り返り、寂しくなる時があることを認めた。

現在、長女マリアはハーバード大学に在学中。そして次女サーシャがミシガン大学に入学したことで、一家は別々に暮らすことに。それでも、家族はいつでも自宅に集まることができる。先日報じられたとおり、夫妻はマサチューセッツ州の島マーサズ・ヴィニヤードに、ベッドルームが7つ、バスルームが8つもある大豪邸を購入したばかり。

大学が休みになれば、サーシャもマリアもたくさんの友人をこのお屋敷に招待することになりそう。元大統領の自宅(しかも豪邸)を見てみたいという人は、決して少なくないはずだから!

(From TOWN&COUNTRY)