志村けんさんは競走馬のオーナーも…自らのギャグ入れた「アイーンベル」は初戦2着も9戦未勝利だった

引用元:中日スポーツ
志村けんさんは競走馬のオーナーも…自らのギャグ入れた「アイーンベル」は初戦2着も9戦未勝利だった

 新型コロナウイルス感染による肺炎で70歳で死去したタレントの志村けんさんは動物好きで知られ、本名・志村康徳の名義で競走馬も所有した。活躍馬には恵まれなかったが、一番の有名馬といえば2003年にJRAでデビューしたアイーンベル(牝、栗東・森)。歴史的種牡馬サンデーサイレンスの子どもという良血で、自らのギャグである“アイーン”を馬名に入れたことからも、期待の大きさがうかがえた馬だった。

【写真】ドリフターズ時代の志村けんさん 志村けんさんは競走馬のオーナーも…自らのギャグ入れた「アイーンベル」は初戦2着も9戦未勝利だった アイーンベルの観戦に訪れた志村けんさん=2003年12月20日、阪神競馬場で  武豊が騎乗した2003年12月20日の新馬戦は、自ら阪神競馬場へ応援に駆けつけたものの、鼻差の2着惜敗。次は“だいじょうぶだぁ”と誰もが思ったが、2戦目も6着に負けてしまい、結局、9戦未勝利で繁殖入りした。その後、「トノノオナリー」や「ダイジョブダア」などを所有していたが、現在、志村康徳の名義でのJRA所属の所有馬はいない。