King Gnu・井口理、文化庁長官の声明に激怒「一刻も早く補償をしましょうよ!!!」

引用元:スポーツ報知
King Gnu・井口理、文化庁長官の声明に激怒「一刻も早く補償をしましょうよ!!!」

 昨年大みそかの「第70回紅白歌合戦」にも初出場した4人組バンド「King Gnu(キングヌー)」のボーカル兼キーボードの井口理(26)が28日、自身のツイッターを更新。新型コロナの感染拡大の中、文化庁長官名で出された「声明」に怒りを露わにした。

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 文化庁は新型コロナ拡大の中、宮田亮平長官名で「文化芸術に関わる全ての皆様へ」と題した声明を発表。「明けない夜はありません! 今こそ私たちの文化の力を信じ、共に前に進みましょう」などと表明したが、この内容に井口は反応。この日、「いや、仮にも芸大の学長だった人からこのコメント出しは虚しいよ!! すでにみんな1か月仕事を失ってるんだから一刻も早く補償をしましょうよ!!!」と書き込んだ。

 現在、新型コロナの影響で日本の文化、芸術活動は危機的状況。美術館、博物館は1か月以上の長期休館。演劇、音楽など幅広い分野のアーティストや関係者たちがイベント全面中止によって、経済的にも大きなダメージを受けている。

 「文化芸術の危機」と言える状況下で補償に全く触れない宮田氏の言葉に井口が抗議する形となった今回のツイート。宮田氏は自身が学んだ東京芸大の元学長でもあり、その姿勢への疑問も露わにした形となった。

 「King Gnu」は昨年1月にメジャーデビュー。東京芸大声楽科出身の出身の井口と同じくチェロ専攻出身の常田大希(27)の異なる特徴を持つツインボーカルと、ドラム・勢喜遊(27)、ベース・新井和輝(27)の実力派の“リズム隊”が魅力。紅白でも披露した「白日」はストリーミング累計再生数2億回突破のメガヒットとなっている。 報知新聞社