『プリティ・ウーマン』のサントラで世界的シンガーに ロクセットのマリー・フレデリクソンが逝去

引用元:ELLE ONLINE

ロクセットは声明を発表、マリー・フレデリクソンが現地時間12月9日(火)朝に亡くなったことを明らかにした。17年、ガンと闘っていたという。


『プリティ・ウーマン』のサントラで世界的シンガーに ロクセットのマリー・フレデリクソンが逝去


courtesy of Roxette via Instagram

スウェーデン出身のマリーとペール・ゲッスルの2人からなるロクセット。1990年の映画『プリティ・ウーマン』のサウンドトラックとして使われた「It Must Have Been Love」が大ヒット、世界的に知られるようになった。この曲はアメリカを含む6か国でゴールドディスクを獲得、オーストラリアではプラチナディスクとして認定された。


『プリティ・ウーマン』のサントラで世界的シンガーに ロクセットのマリー・フレデリクソンが逝去


2012年のステージで。マリー・フレドリクソン(Marie Fredriksson)、ペール・ゲッセル(Per Gessle)GETTY IMAGES

ロクセットは2002年に活動を停止。マリーの脳に腫瘍が発見され、その治療に取り組むためだった。腫瘍は手術で取り除くことができたけれど、片方の目の視力を失ってしまったという。でもマリーはそれに負けることなく、ロクセットは2009年に活動を再開。「ネバーエンディング・ワールドツアー」をスタートさせ、7年にわたって250以上の公演を行った。闘病生活を続けながら3枚のアルバムもリリースしている。

90年代に「Listen to Your Hear」「Joyride」「The Look」など多くのヒット曲を生み出し、多くの人の心をつかんだマリー。安らかな眠りを祈りたい。
(text : Yoko Nagasaka)