映画『ゴーストバスターズ』が帰ってくる 正統な続編、来年公開

引用元:オリコン

 1984年に公開され、世界的大ヒットとともに社会現象を巻き起こした一大エンターテイメント映画『ゴーストバスターズ』、そして『ゴーストバスターズ2』(89年)。その後継的作品ともいえる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の公開が2020年に決定し、最新予告編が解禁された。

【動画】映画『ゴーストバスターズ』最新予告編

 『ゴーストバスターズ2』とともにシリーズを監督したアイヴァン・ライトマンからそのバトンを託されたのは、アカデミー賞監督賞にノミネートされた経歴を持ち、彼の息子でもあるジェイソン・ライトマン監督。

 第82回アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞など5部門にノミネートされた『マイレージ、マイライフ』(09年)や、第80回アカデミー賞の作品賞・監督賞など4部門にノミネートされた『JUNO/ジュノ』(07年)などの作品で知られ、最強のDNAを持った実力派監督としてハリウッドで確固たる地位を築く彼が、満を
持して『ゴーストバスターズ』の世界を創り出す。

 解禁された映像では「遺されたのは、おじいちゃんの不気味な屋敷だけ」というせりふとともに、田舎に引っ越してきた兄妹と母親が登場。彼らがやってきた土地は、なぜか毎日地面が揺れている。

 そして、住み始めた古い家で妹が見つけ出したというある不思議な装置を「ゴーストトラップ」のレプリカだと教師は興奮気味に告げる。さらに教師は「もう30年以上ゴーストは現れてない。だけど、80年代のN.Y.は、ゴーストだらけだった」と語り、あの“バスターズ”との繋がりを示唆するように、当時を取り上げたニュースの映像を見せる。

 謎の多い“おじいちゃん”の遺品を探るうちにさらに謎が深まる中で1台の車、ECTO-1を発見。この車は紛れもなく、80年代にバスターズが使用していた車両だった。エンジン始動とともに、止まっていた時が、そして彼らの運命が動き始める。

 “バスターズ”について語る教師を演じるのは、マーベル作品『アントマン』シリーズで知られるポール・ラッド。妹役は、『gifted/ギフテッド』で天才児を熱演し、圧倒的な存在感を見せつけ、そして『キャプテン・マーベル』(19年)で演じた主人公の子ども時代も印象的なマッケナ・グレイス。兄役は、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズで大ブレイクし、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)のフィン・ウルフハード。そして彼らが演じる兄妹に不気味な屋敷を遺した“おじいちゃん”とは、いったい誰を指すのか? その発表が待ちきれない。