エビ中×横浜銀蝿が合体!ヒット曲「ツッパリ High School~」年の差カバー

エビ中×横浜銀蝿が合体!ヒット曲「ツッパリ High School~」年の差カバー

 女性6人組、私立恵比寿中学が、1980年代を代表するロックバンド、横浜銀蝿の大ヒット曲「ツッパリ High School Rock’n Roll (登校編)」をカバーすることが29日、分かった。「-(バイト編)」として歌詞を替え、今年結成40周年を迎えて復活した横浜銀蝿が演奏とコーラスを担当してコラボ。エビ中の柏木ひなた(21)は「ぜひロックな気分で楽しく聞いてください」と呼びかけている。

 出荷57万枚(概算)を記録した39年前の大ヒット曲「ツッパリ High School Rock’n Roll (登校編)」が、若いエビ中の歌声で装い新たによみがえる。

 きっかけは、私立恵比寿中学が、テレビ神奈川の音楽情報バラエティー「関内デビル」(月~金曜後11・30)の新レギュラーに決定し、オープニング曲を担当することになったこと。楽曲について制作側が“横浜”をキーワードにアイデアを考えた際、横浜銀蝿がデビュー40周年を機に「横浜銀蝿40th」として1年限りの復活を遂げたことに目を付けた。

 横浜銀蝿サイドから快諾され、番組内でエビ中のメンバーが喫茶店のアルバイト店員にふんすることから、歌詞は「バイト編」として、原作をベースに、エビ中世代の現代女子のライフスタイルをつづったものへとユーモラスに変換。軽快なリズムやサビ部分はそのままに、歌い出しの♪今日も元気にドカンをきめたら、を、♪今日も元気に前髪きめたら、に変更するなど10代の共感を得られる歌詞に仕上げた。

 横浜銀蝿も演奏とコーラスで参加。生まれる前の伝説のバンドとコラボすることになったエビ中メンバーの真山りか(23)は、「お会いするまで、スタッフの雰囲気がいつもと違って緊張してて(笑)。怖いイメージがあったんですが、ごあいさつしたら皆さん優しくて」と感動した。

 柏木は「まさかのまさか、横浜銀蝿さんとコラボできる日が来るとは」と喜び、「銀蝿先輩方のロックな感じを学んだので、エビ中の歌い方にも表れていると思います」と曲のできに自ら太鼓判。30日から同番組でオンエアされる。一世を風靡(ふうび)したヤンキーソングが、時代を越えていま生まれ変わる。