Netflixの実写映画版『ドラゴンズレア』が発表、ライアン・レイノルズが出演交渉中

引用元:IGN JAPAN
Netflixの実写映画版『ドラゴンズレア』が発表、ライアン・レイノルズが出演交渉中

   
もう1つのアイコニックなビデオゲームフランチャイズの実写作品がNetflixに登場する。映画版『ドラゴンズレア』の主役とプロデューサーにライアン・レイノルズがNetflixと交渉中だ。
ハリウッド・リポーターの最初の報道に続いて、Netflixは公式Twitterアカウントで実写映画『ドラゴンズレア』のニュースを認めた。レイノルズは邪悪なドラゴンからダフネ姫を救出する使命を負うナイトの主人公、ダーク役に出演交渉をしている。この情報は、Netflixが『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』シーズン4の製作決定を正式にアナウンスしたわずか数時間後に明かされた。

交渉がうまくいけば、レイノルズは自分の製作会社Maximum Effortを通して、本作のプロデューサーになる。Vertigo Entertainmentのロイ・リーとUnderground Filmsのトレヴァー・エンゲルソン、ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン、ジョン・ポメロイも共同プロデューサーを務める。
ドン・ブルースとリック・ダイアーが手掛けたアーケードゲーム『ドラゴンズレア』は、1983年にゲームセンターに登場。ゲーム内の環境とのインタラクションは限られていたが、『ドラゴンズレア』はレーザーディスクの技術を活用して、当時のほとんどのゲームよりはるかに精細なスプライトグラフィックスを実現させたことで有名だ。その後、本作は――バージョンによって品質はまちまちだが――多くのコンソールに移植され、最近はNintendo SwitchとXbox One、PS4版もリリースされた。ブルースとゴールドマンはこのゲームにより人気クリエイターとなり、のちに『ニムの秘密』や『アメリカ物語』、『天国から来たわんちゃん』、『リトルフット』、『アナスタシア』などの映画を製作した。
今回の実写映画化は、『ドラゴンズレア』をほかのメディアで登場させる最初の試みではない。米ABCは1984年にこのゲームを原作とした短いアニメ番組を放送し、出版社のCrossGenも2003年にコミック版を刊行した。2015年、ブルースとゴールドマンは『ドラゴンズレア』のアニメ映画の短い概念実証ティザーを作るための資金を募るKickstarterプロジェクトを行ったが、失敗に終わった。その後、2人はインディーゴーゴーでの募金キャンペーンに成功。しかし、そのアニメ映画は今回の実写映画に取って代わられたようだ。
インタラクションを重視する原作ゲームの特徴と、Netflixによる『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』のような双方向映画の試みを考慮すると、実写版『ドラゴンズレア』はインタラクティブ映画になる可能性はかなり高い。

あなたはレイノルズが『ドラゴンズレア』の主人公役として正しい人選だと思うのか? 本作にインタラクティブ要素を加えるというアイデアについてどう考えるのだろうか? コメント欄で意見を教えてほしい。
映画については、さまざまな困難に見舞われている映画版『アンチャーテッド』の製作がいつ始まるのかに関する最新情報などもチェックしよう。 Jesse Schedeen