DAIGOがパーソナリティをつとめ、健やかな暮らしをキーワードにお届けするTOKYO FMの番組「DAIGOのOHAYO-WISH!!」。3月15日(日)の放送は、デビュー25周年を迎えベストアルバム『REVIEW II ~BEST OF GLAY~』も発売中のGLAYからTAKUROをゲストに迎えてお届けしました。
◆日本で20何人に1人が持っていたスーパーヒット作DAIGO:今年デビュー25周年を迎えられたGLAYさん。3月11日(水)に4枚組ベストアルバム『REVIEW II ~BEST OF GLAY~』がリリースされたばかりということで。1997年リリースの『REVIEW ~BEST OF GLAY~』は初動売り上げがなんと200万枚を超えたスーパーベストアルバム。
TAKURO:もういろんな人の人生を狂わせたね(笑)。
DAIGO:すごいですよね。だって最終的に500万枚ぐらい……。
TAKURO:もうそのときのスタッフの人が「TAKURO大変ですよ、バックオーダー20万枚ですよ!」って。そのすごさなんてわからないから、まだデビュー3年目だし。
DAIGO:やばいっすね!
TAKURO:へぇーって聞いてたけど。
DAIGO:だって日本で20何人に1人くらいが持っている計算ですからね。
TAKURO:もう今となっては心から思うけど、あのとき一気に500万じゃなくていいから20年でちょびちょび売れればよかったね(笑)。でも会う人会う人に、「青いの持ってました」と言われるのは、とても幸せなことですよね。
◆メンバーの“らしさ”が光る選曲を楽しんでDAIGO:もちろん僕も持っていたんですけど。(今回の『REVIEW II~BEST OF GLAY~』は)膨大な楽曲数のなかから……これ選曲めっちゃ大変だったんじゃないですか? メンバーセレクトで、今回4枚組なんですよね。
TAKURO:そうですね。元々『REVIEW ~BEST OF GLAY~』が結局デビューして3年目のバンド、そんなにヒット曲も少ないし、だけどベストを出すってことになってじゃあ残りの曲どうするってなったとき、俺、絶対ヒットすると思ってコケた「彼女の”Modern…”」を入れたいです、とか、インディーズ時代の人気曲を収録したいですって奴もいて、結局ヒット曲とか以外は、自分たちがこれを聴かせたい、これがGLAYなんだって、それがウケたみたいだから。やっぱり人気曲とか有名曲だけじゃないものが『REVIEW』なんだなってことでメンバー1人1人に「どんなマイナー曲でもいいから自分が今、この令和の時代に聴かせたいという曲を選んで持ってきてください」って言ったら見事にかぶらなかった。
DAIGO:え!? 1曲もかぶらなかったんですか?
TAKURO:ほぼ被らなかったかな。俺でいうと「Winter again」がTERUとかぶって。話し合いだかじゃんけんして、TERUに持っていかれたっていう(笑)。
DAIGO:なるほど! そうなんですね。確かにTERUさんとTAKUROさんのセレクトは結構シングルもありながら。
TAKURO:そうですね。
DAIGO:なんですけど、やっぱりHISASHIさんとかは攻めた感じの選曲で。
TAKURO:攻めすぎて、しかもベストだっつってんのに録り直したいって言いだして。今ツアー中だし、こんな忙しい時期にマジかよって思いながら。「(HISASHIは)いや、もうそんな後ろなんか振り向きたくない。俺が選ぶなら今のサウンドで今の曲たちがやっぱりいいと思う」ってことで。だからこの間アルバムを出したばっかりなのに、何曲かそのアルバム曲も入っているという。実にあまのじゃくなHISASHIらしい。
DAIGO: HISASHIさんもJIROさんも、なんか“らしい”セレクトだなっていう感じで。
TAKURO:ひどいんだよ。JIROのセレクトを見てTERUがひと言。「暗いねぇー!」って。いやいや、そういうこと言うなって(笑)。
DAIGO:やっぱりメンバーの個性も際立っているバンドですからね。
(TOKYO FMの番組「DAIGOのOHAYO-WISH!!」3月15日(日)放送より)
GLAY・TAKURO 「いろんな人の人生を狂わせた
引用元:TOKYO FM+