トミーズ雅、早期の大腸がん手術を報告 電話生出演で「無事、転移もなく終わりました」

トミーズ雅、早期の大腸がん手術を報告 電話生出演で「無事、転移もなく終わりました」

 人気漫才師のトミーズ雅(60)が21日、レギュラー出演するMBSテレビ「せやねん!」(月曜前9・25)に電話で生出演。本紙既報通り、早期の大腸がんを患い、手術を受けていたことを報告した。

 番組冒頭、電話で出演した雅は「おっはよ~」と元気な声。「無事、なんの転移もなく終わりました」と明かした。

 早期発見できたのは、血便の跡を見た妻から「絶対病院に行って」と懇願されたため。昨年11月に右頭部の動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)が発覚した際も、妻が異変に気づいたことがきっかけで、雅は「2回助けられました」と妻に感謝していた。

 雅が手術を受けたのは17日。がんは大腸内の離れた2カ所にできていたため、患部を含め大腸を約55センチにわたって切除し肛門とつなげた。開腹手術ではなく、腹部にわずかな穴を複数箇所開ける腹腔(ふくくう)鏡、最新鋭の手術支援用ロボットで手術。体へのダメージも少なく、10日間は絶食が必要だが経過は良好で、手術翌日の18日からは歩行のリハビリも始めている。切り取った患部の病理検査の結果いかんでは、抗がん剤治療も必要ないという。