アヌシー3冠「ブレッドウィナー」、家族の絆描く短編アニメが同時上映決定

引用元:映画ナタリー

アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞など3冠に輝いた「ブレッドウィナー」。このたび、本作とともに短編「レイト・アフタヌーン」がスクリーンにかけられることが決定した。

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ノラ・トゥーミーが監督を務めた「ブレッドウィナー」は、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」で知られるアニメーションスタジオのカートゥーン・サルーンが、デボラ・エリスによる児童文学「生きのびるために」を長編アニメ化したもの。タリバン政権下のアフガニスタンで父親が連行された11歳の少女が、家族を養うため髪を切り男装して働きに出るさまが描かれる。

同時上映される「レイト・アフタヌーン」は、カートゥーン・サルーンのルイーズ・バグナル監督作。家族の絆を温かなタッチで切り取った物語で、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」にも出演したフィオヌラ・フラナガン、ルーシー・オコンネルが、老婦人と彼女の子供時代に声を当てた。

「ブレッドウィナー」および「レイト・アフタヌーン」は、12月20日より東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次ロードショー。12月22日には、同館でサヘル・ローズ登壇のトークショーが行われる。