ROLAND、和田アキ子を“おもてなし” 名言キャラへの違和感も「普通の話もします」

引用元:オリコン
ROLAND、和田アキ子を“おもてなし” 名言キャラへの違和感も「普通の話もします」

 歌手の和田アキ子が、カリスマホストのROLAND(ローランド)が経営するホストクラブ「THE CLUB」に来店。その様子を、テレビ朝日映像が運営する公式YouTubeチャンネル「THE ROLAND SHOW」で21日と22日の2夜連続で配信することが決定した。和田のYouTube出演は、今回が初となる。

【番組カット】和田アキ子をもてなすROLAND

 トーク内容に関する台本は一切なし。歌舞伎町ナンバー1のカリスマホスト・ROLANDは、和田をどうおもてなすのか。また、ヘルプとしてローランド以外の、イケメンホストも登場し、和田お気に入りの、ホストは現れるのかなど、注目が集まる。

 収録を終えて、ROLANDがインタビューに応じた。

――和田さんとの対談を終えて。

【ROLAND】お会いした時に迫力がすごすぎましたね。本音はわからないですけど、楽しんで帰っていただいたと自負しているので、安心しています。お会いするのは初めてなのですが、想像以上に自分のことを予備知識として知ってくれていて、うれしかったですね。

――実際にお会いしての印象はいかがでしたか?

【ROLAND】一見すると怖そうに見えますけど、根底にはやさしさがあるというのは画面を通しても伝わっていましたけど、実際にお話してみて「和田アキ子や!」みたいな言葉のパフォーマンスはありましたけど、自分に対してプラスになるようなことを言ってくれたり、従業員に対して頑張れよと言ってくれたり、本当に温かい人だなと。自分自身も芸能人とは思ってないですけど、人前に出る仕事をしていますが(和田は)すごく長い方じゃないですか。そこの極意だったり、仕事に対しての真摯な気持ちは学ぶものがあって、お会いできて良かったですね。

――数々の名言を残されているROLANDさんですが、和田さんの言葉で印象深いものは?

【ROLAND】自分自身も新人の時に不当な扱いを受けたり、「お前は売れるわけないじゃないか」と言われてきて、見返そうと思って頑張ってきた過去があるんですけど、アッコさんも「デカい女は売れるわけない」と言われてきて、今こうやって長く売れているわけじゃないですか。それを覆したっていうところで、やっぱり自分の部下たちにもダメだと言われても覆せるぞと、改めて自分以外に経験した方が実際にいるということで、オレの言っていることは間違ってなかったなという確証を得られましたね。

――YouTubeだからこそ、伝えたい思いが伝えられるという部分はありますか?

【ROLAND】これがテレビだったら、僕らの面白いところだったり、キャッチーなところをかいつまんで、面白おかしくすると思うんですよ。YouTubeだからこそ、真意に迫って、純度の高いトークを届けられる。僕も名言って言われていますが、語弊がありますけど、そこに若干の違和感もあって、普通にしゃべらせてくれたら、名言を言う時もあれば、普通の話もしますし。起承転結ってあるわけじゃないですか、そこをカットして面白いところだけをっていうのは、若干違和感を覚えていたので、今回アッコさんと本当に仕事に対してのホスピタリティーとか熱意だったりとか、部下に対しての気持ちとかいろいろ話ができて、それを自分発信でできるというのは貴重な機会でしたね。

――ご自身のYouTubeチャンネルを開設されてから2週間あまりが経過しましたが、反響などは届いていますか?

【ROLAND】反響に関しては、特にレスポンスは気にしないというのがマイルールであるので。あんまり人の意見を聞きすぎると、人の意見に媚びた右向け右のテイストになってしまうと思うので、人の意見を過度に聞かないので、反響に関してはわかりかねるのですが、さっきも言ったように、テレビで自分が伝えたいことが歪曲されて伝わってしまったりとか、こういう一言を伝えたかったから、これを言ったのになというのが伝わらなかったりとか、もどかしいことがあったのですが(YouTubeでは)編集も自分の意志が反映されやすい形でできていると思うので、自分が伝えたいことがこれだなというのがしっかり伝わっている感覚があります。

――コロナウイルスの問題が深刻になっている中、どういったことを発信していきたいと考えていますか。

【ROLAND】かなり深刻だと思っていますし、いち経営者としては影響っていうのは感じているなというのは実情としてあるんですけど、こればっかりは考えすぎてもしょうがないなというのもあります。僕は医者じゃないので、みんなを少しでも笑顔にしたり、明るくハッピーな気持ちにさせることしかできないので、YouTubeという媒体やいろいろな媒体でちょっとでも明るくなって、少しでもポジティブな影響を与えられたらうれしいですね。自分自身が持っている武器は言葉だと思うので。歌もできないし、ダンスもできないので、そういう中で喜ばせられるのは、やっぱり言葉かなと…すごい優等生みたいになっちゃったんですけど(笑)。