ダイアナ元妃と20年を過ごしたフォトグラファー、今のウィリアム王子とヘンリー王子の関係を語る

新聞「ニューヨークポスト」のインタビューに答えたのはフォトグラファーのジェーン・フィンチャー。ダイアナ元妃の撮影を20年に渡って務め、ダイアナ元妃がエイズ患者たちを訪問したときの姿も彼女が撮影した。フィンチャーはインタビューで不仲が噂されるウィリアム王子とヘンリーたちについてコメント。「今の王子たちを見たらダイアナ元妃は悲しむだろう。特に王子たちが一緒にいろいろなことを乗り越えたことを考えるとそう思う」。

【写真】ダイアナ元妃の母としての素顔ギャラリー ダイアナ元妃（Princess Diana）、ヘンリー王子（Prince Henry）、ウィリアム王子（Prince William）、チャールズ皇太子（Prince Charles）GETTY IMAGES 「ダイアナ元妃は王子たちが仲直りするようにできることはなんでもしたはず。妃はピースメーカーとしてあらゆることをしただろう。王子たちの頭を揺すって『お願いだから。一体何を考えているの？』と諭したはず。女の子たちも仲直りさせただろう」とフィンチャー。王子だけでなく、同じく関係悪化が噂されているキャサリン妃とメーガン妃も仲直りさせただろうと語っている。 フィンチャーの撮影したダイアナ元妃と王子たち。ウィリアム王子（Prince William）、ダイアナ元妃（Princess Diana）、ヘンリー王子（Prince Henry）GETTY IMAGES フィンチャーはチャールズ皇太子も今の状況に傷ついているだろうとも。「ダイアナ元妃を亡くした悲しみを共に乗り越えることで、皇太子と王子たちはとても親しい関係を築いた。だから王子たちの今の関係に傷ついているだろう」「兄弟の不和にチャールズ皇太子も打ちのめされている」と語っている。

ウィリアム王子とヘンリー王子が小さい頃からカメラを通して2人を見てきたフィンチャー。「王子たちは普通の男の子だった。エネルギーに満ち溢れていて、じっと座っていられなかった。それにとても面白い子たちだった」「ヘンリー王子は自信に満ち溢れた性格で、ウィリアム王子はあまり自信がないタイプ。ヘンリー王子はマスコミに不安は感じていなかった。ウィリアム王子はマスコミを嫌い、結婚当初のダイアナ元妃と同じようにいつも頭を下げていた」と2人の王子の性格が対照的だったとも語っている。

ヘンリー王子が王室離脱を決意したことで、回復不能な状態になってしまったというウィリアム王子とヘンリー王子。仲直りできる日が来ることを祈りたい。