新型コロナウイルスの影響により『ロキ』、『ワンダビジョン』を含むすべてのDisney+向けマーベルドラマが製作中断

引用元:IGN JAPAN
新型コロナウイルスの影響により『ロキ』、『ワンダビジョン』を含むすべてのDisney+向けマーベルドラマが製作中断

Varietyによると、ディズニーは新型コロナウイルス拡散を懸念し、Disney+によるマーベルドラマの製作を一時的に中止すると発表した。このニュースは、ディズニーがDisney+による『The Falcon and the Winter Soldier(原題)』の製作を中断したわずか数日後に報じられた。
この決定は、『Loki(原題)』や『WandaVision(原題)』をはじめとする全マーベルドラマに影響し、製作が進行中のドラマは、次の発表があるまで遠隔で作業が続けられるという。

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どのぐらいの期間にわたり、製作の一時中断が続くのかは不明だ。この記事を執筆している時点でディズニーは、『Loki』と『WandaVision』の配信予定日の延期について何も伝えていない。
さらに、今週初めに米ディズニーは実写映画版『ムーラン』の公開を無期限で延期すると発表した。日本での公開は、5月22日に延期されている。

新型コロナウイルスの影響を受けたエンターテイメント企業はディズニーが初めてではなく、すでに『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』や『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、『The New Mutants(原題)』の公開が延期となっている。日本で延期された主な映画の一覧はこちらから確認できる。
こういった公開延期のニュースが続くなか、米ディズニーは自宅待機となった人が楽しめるよう、『アナと雪の女王2』を3カ月早くDisney+でリリースすることを明かし、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』も数日早く配信開始された。ヨーロッパの住民は政府が全映画館の閉鎖を命じたばかりで、映画を観に行くのが難しくなっているのではないだろうか。
ディズニーは映像エンターテイメント・サービス以外で、新型コロナウイルスの拡散を防ぐために米ディズニー・ワールドとディズニーランドを閉鎖した。ディズニーランドが閉鎖されたのは、歴史上において4度目となる。 Andrew Smith